失敗したくない。パートナー選びには欠かせないお金の価値観

好きになって交際を始めたはずなのに……。いつの間にか、相手のお金の使い方が気になっている。そんな経験はありませんか?

デートの食事代や交通費が貸したまま返ってこなかったり、趣味に割くお金が多いように感じたりすると、もやもやしてしまいますよね。

今回は、お金の価値観から見たパートナー選びについて考えてみたいと思います。おたがいを尊重しあいながら、お金について話し合える関係を築いていけたら素敵ですね。

離婚の主な原因の一つはお金

実は金銭感覚の違いは、離婚の大きな要因の一つとなっています。交際している相手を生涯のパートナーとして考えたいならば、お互いの価値観にずれを感じたまま付き合うのは得策といえません。

お互いに好きになって結婚したのに、お金の価値観が原因で別れてしまうのは精神的にもつらいでしょう。

経済的理由で離婚する女性は全体の約4割

平成29年司法統計年報(※1)によると、女性から見た離婚の主な原因として挙げられる金銭面の理由は「浪費する」が全体の約10%、「生活費を渡してもらえない」が約28.9%。経済的理由で離婚を申し立てる女性は、約4割近くに上っていることがわかります。

上記の統計からもお金の価値観の相違は、ほおっておくと「離婚」という結果を招く一因になるのだと覚えておきましょう。

男女のお金の使い方の違い

画像引用:https://girlydrop.com/fashion/5454

男女のお金の使い方の違いで「女性は洋服や化粧品などファッションに関したものへ多くのお金をかける」、「男性はファッションよりも後輩や彼女にへおごるといったお金の使い方をする」といわれますが、本当のところはどうなのでしょうか?実際に統計から調べてみました。

家計調査から見た男女のお金の使い道とは?

「2019年度全国家計構造調査 家計収支に関する調査(※2)」によると40代未満の単身世帯、男女別消費支出を比較して気になったのが、外食と被服及び履物に関してです。

【総支出100%に対しての割合】

性別外食被服及び履物交際費教養娯楽
男性11.2%3.3%3.6%11.3%
女性7.4%6.2%3.8%10.6%

上記の表から見るように外食は男性の方が女性よりも約1.5倍、被服費及び履物では女性の方が約2倍費用をかけていることがわかります。気になった交際費や教養娯楽は、男女ともに大きな差は見られませんでした。

以上の結果から見ても、女性は身の回りに気を使い、男性は交友関係に気を遣う傾向があるのかもしれません。

確認しておきたいお金の価値観の確認ポイント

お互いに結婚を意識しだしたら、将来について話し合ってみましょう。結婚式や新婚旅行の資金づくりから始まるかもしれません。結婚式をおこなうかは、お互いの実家の事情によって違う場合もあるでしょう。

結婚したら、お互いの収入で家庭のやりくりや将来に対する貯蓄に備える必要が出てきます。子どもが生まれたら一時的に収入が減るリスクに備えなければなりません。真剣に考えるならば、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談するのも一つの方法です。

2人でファイナンシャルプランナー(FP)にお金の相談をしてみる

ファイナンシャルプランナーには、人生におけるさまざまなイベント(結婚・出産・住宅購入・転職や定年)や予想外のリスク(病気や事故など)へ備える資金を、どのように準備するかのアドバイスをもらえます。将来に対する「なんとなく抱いていた不安」を解消でき、計画的に資金を準備できるようになります。

相談料はどのくらいかかる?

気になる費用については、保険会社や金融機関のFP相談を利用すると無料になるケースもあるようです。「でも、不要な金融商品を勧められたらどうしよう?」と心配なら、直接FPに相談してみたらいかがでしょうか?

FP協会で定めている相談料の目安(※3)は、1時間あたり5,000〜10,000円が大半です。お金のプロに相談してみるのも一つの方法ですね。

趣味や好きなことに使うお金は生活費とは別にする

家計調査を見ていると、男女ともに教養娯楽費に対して1割程度の費用を捻出しているのがわかります。将来の資金を作ることも大切ですが、先を見過ぎて今の楽しみを削りすぎると、ストレスもたまり疲れてしまうものです。

ピンと張りつめた糸はいつかどこかで切れてしまいます。趣味や好きなことに使うお金は、おたがいの必要経費として確保するようにしておきましょう。捻出する費用は収入の1割から多くても2割と決め、超えないよう注意します。

お金のことについて話し合う機会を作る

働き方やお金の使い方はそれぞれで、正解というものはないでしょう。夫婦のお財布は別々にする家庭もあれば、ひとつにして管理の得意なほうに任せる家庭もあります。

大切なのは2人で協力して将来必要になるお金を準備していくことです。お金の知識をつけて投資の方法を学び、年月がたつほどにお金がたまっていくことを実感できれば、おたがいや家族の将来に向けてさらにやる気が出てくるでしょう。

そのためにも独身の頃から日々の生活費や将来必要になる支出、資産の作り方などはできるだけ2人で相談し、助け合っていける機会をつくると良いですね。

まとめ

生涯のパートナーを選ぶ際の基準として、お互いの価値観が目安になることが多いでしょう。今回はお金に対するそれぞれの価値観について紹介してみました。

お金に対する価値観は、男女間や育ってきた環境によっても違いがあります。デリケートな部分もあり、話し合うのに勇気がいるかもしれません。将来にわたっておたがいで決定していく大事な事柄となりますから、少しずつ話題にできるようになると良いですね。

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