
看護師は、男性が「結婚相手に選びたい女性の職業ランキング」の上位に位置しています。どうして、看護師は結婚相手として人気が高いのでしょうか。気になる人も多いでしょう。
本記事では、男性から見た看護師のイメージや、結婚相手として看護師が理想だと考えている男性の特徴を見ていきます。
男性から見た看護師のイメージ
一般的に男性が、看護師に抱いているイメージはどのようなものでしょうか。イメージだけが先行しているものから、現実に即したものまで幅広く紹介します。
優しそう
医療関係者でない限り、「体調が悪い時に病院で」看護師を見かける人やお世話になる人が大半です。
そのため、自分の具合が悪い時に優しく接してもらったイメージをそのまま重ね、「優しそう」「面倒見がよさそう」と考えている人は少なくありません。
給料がよい
一般事務職の人と比較して、看護師は給料がいいイメージがあります。
厚生労働省が行った「令和2年賃金構造基本統計調査」(※1)によると、正看護師の平均年収は約492万円です。
令和2年に国税庁が行った調査(※2)によると、女性の平均年収は約293万円です。看護師の給料がよいというイメージは実態の伴うものと考えてよいでしょう。
どこでも働ける
一般事務職の場合転勤族の夫と結婚した場合、次の勤務先が見つからず困る場合も少なくありません。しかし、看護師であれば全国どこででも働けます。
一般的には病院やクリニックで働くイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。そのほかにも企業の健康管理室や介護施設、助産施設・訪問看護ステーションなどさまざまな勤務先が選択できるのも魅力の1つといえるでしょう。
再就職しやすい
夫の転勤や妊娠・出産・育児・介護などに伴い、仕事を辞めざるを得ない女性は大勢います。数年ブランクがあると、再就職が困難になり就職活動に苦労する人は後を絶ちません。
しかし、看護師であれば再就職しやすいため心強いと考えている男性は少なくありません。
自分が体調を崩しても安心
妻に医療知識があると、自分が体調を崩したときに安心だと考えている男性もいます。
ただし、看護師は職業柄多くの重病の方を見ているため、少々の体調不良だと「このくらい大丈夫よ」と笑顔で言われることもあるかもしれません。
看護師と結婚したい人の特徴5つ
看護師と結婚したい男性はどのような人なのでしょうか。多く見られる特徴を5つ、紹介します。
もっとも、看護師と結婚したい男性にも2種類います。
- 看護師が多忙だと知っており、自分がサポートしたい人
- 看護師が多忙だと知らず、高給や優しいというイメージだけを抱いている人
看護師の方がパートナーを探すときは、相手がどちらのタイプか見極めておきたいですね。
主夫希望
家庭に入って子供の面倒を見たり家事をしたりして過ごしたい男性にとっては、看護師は理想の結婚相手といえます。
時間が不規則な職場であっても、家のことを気にせず仕事に集中できるため看護師にとってもメリットと考える人もいるでしょう。
束縛が強くない人
四六時中パートナーが気になる束縛したがりの男性にとっては、時間が不規則で連絡が取りづらい女性とは上手くいかない場合が多々あります。
看護師は仕事柄忙しく、病院によっては土日休みではないため「休みが合わない」場合もあるでしょう。
いつも自分を見てほしい束縛の強い人よりも、束縛しないおおらかな人の方が看護師を理想と考える傾向にあります。
家事や育児に協力的
結婚後も看護師として働いてほしいと考えている男性は、自分も積極的に家事や育児を行おうと考えている人が少なくありません。
非協力的な人と結婚してしまうと、仕事の疲労の上に家事や育児がのしかかり生活を回すのが難しくなることもあるでしょう。
なお、結婚後には「看護師を辞めてほしい」と考えている男性は、特段家事や育児に協力的な傾向は見られません。結婚相手を見つける時は、結婚後のライフスタイルについても話し合っておくとよいでしょう。
妻の年収を気にしない
妻の年収が自分より高いとプライドが傷つくタイプの人は、看護師との結婚には向いていません。そのため、看護師との結婚を求めている人は妻の年収を気にしないタイプといえます。
看護師に夢を見ている
「看護師だから優しくしてくれるはず」「看護師と結婚すればいつも面倒を見てもらえて安心」などと、職業のイメージだけで理想の結婚相手は看護師がいい、と考えている男性も少なくありません。
そのため、看護師にとって出会いの場は広いといえます。ただし、理想と現実の間にはいくつかのギャップがあります。そのような男性と出会い結婚する場合、結婚までにイメージと現実をすり合わせていくよう心がけるとよいでしょう。
まとめ
看護師は理想の結婚相手として、大変人気の高い職業です。
「優しそう」「面倒をみてくれそう」などのイメージが先行している男性がいる一方で、「忙しいが給料が高い」「一緒に生活していく相手としてふさわしい職業」と考えている男性も大勢います。
結婚した後で、理想と現実のギャップに気が付くと大変な思いをすることが少なくありません。結婚後も看護師を続けたい場合は、早めに相手の本当の考えを確認しておきましょう。

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