
「毎月の電気代やスマホ代で“株がもらえる”って本当?」「カブアンドって最近よく聞くけど、結局お得なの?」「情弱ビジネスって言われている理由は何?」そんな疑問を持つ人のために、この記事では カブアンドの仕組み・決算・メリット・リスクを“専門用語なし”でわかりやすく解説 していきます。
この記事でわかること カブアンドの仕組みと株引換券の本当の価値 赤字21億円の理由と決算から読み取れる未来 メリットだけでなく注意すべきリスクや誤解 「情弱ビジネス」と言われる背景と実際の評価 カブアンドを利用すべき人・やめた方がいい人の判断基準 記事の3点要約
カブアンドは生活費で株がもらえる革新的サービスだが、未公開株の制限や希薄化リスクを理解する必要がある。
決算では赤字21億円と厳しいが、急速に利用者が増えており収益化次第で評価が変わる段階にある。
"情弱ビジネス"と断定するのは誤りで、初心者向けの投資入口として価値はあるが、大きく儲けたい人には不向き。
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FAQ|カブアンドについて 株がもらえるサービスの真実
Q.1
カブアンドの株は本当に"無料"でもらえるのですか?
A.はい。カブアンド経由で電気やスマホなどのサービスを利用するだけで、追加料金なしで株引換券が付与されます。ただし、もらえるのは「未公開株(種類株式)」であり、売却の自由がない点や、株価の上昇が保証されていない点には注意が必要です。
Q.2
カブアンドは赤字だけど、安全に利用できますか?
A.赤字=危険とは限りません。1〜2年目の赤字は広告宣伝やシステム投資による"先行投資型"であり、利用者が急増している段階では一般的です。ただし、収益化が追いつかない場合は事業継続リスクもあるため、過度な期待ではなく「生活サービスの一つ」として利用するのがおすすめです。
Q.3
カブアンドの株は上場したらすぐ売れますか?
A.上場すれば市場で売却できる可能性がありますが、必ず売れるとは限りません。また、上場時の株価が想定より低い場合や、希薄化により1株あたりの価値が小さくなっている可能性もあります。上場=利益確定ではない点を理解しておきましょう。
Q.4
他社のキャッシュバックを捨ててでもカブアンドを選ぶ価値はありますか?
A.短期的な"現金の得"を優先するならキャッシュバックのある会社が上回ります。カブアンドは「株がもらえる体験」や「生活費が資産に変わる感覚」に価値を感じる人向けです。金銭的メリットより、体験価値・長期視点を好む人に向いています。
Q.5
カブアンドは"情弱ビジネス"と言われるのはなぜですか?
A.「株がもらえる=儲かる」と誤解する人が多い、株価上昇の期待が現実に比べて大きく伝わってしまう、という点が誤解を生みやすいからです。ただし事業自体が詐欺的な構造というわけではなく、正しく理解すれば"投資のきっかけづくり"として価値があります。
💡 カブアンドは「投資体験」を提供するサービス。即座の金銭的リターンを期待するのではなく、長期的な視点で楽しむことが重要です。
カブアンドは新しいビジネスモデルです。メリット・デメリットを正しく理解した上で、
自分のライフスタイルに合った使い方を検討しましょう。

この記事の目次
カブアンドとは?―
―“生活費がそのまま株に変わる”新しい仕組み
カブアンドは、ZOZO創業者として知られる 前澤友作さん が立ち上げたサービス。
最大の特徴は、
いつもの生活費(電気・ガス・スマホ・ネットなど)をカブアンド経由にするだけで、株引換券がもらえる。
という、これまでに無かった仕組みです。
つまり、
-
お金を貯めて株を買う
→ NO -
生活の支払いで株が手に入る
→ YES
これがカブアンドの「国民総株主」というコンセプトの正体です。
カブアンドで株がもらえる
“生活サービス”一覧
以下のサービスをカブアンドから申し込むと、利用額に応じて株引換券が貯まります。
| サービス | 内容 |
|---|---|
| 電気 | 他の電力会社より“少し安い”値段が多い |
| ガス | セット割で安くなるパターンも |
| 格安SIM(携帯) | docomo回線の安価プラン |
| インターネット(光回線) | 乗り換え可能 |
| ウォーターサーバー | 一定利用で株が貯まる |
| ふるさと納税 | 最大の収益源 |
| 有料プラン | 株が貯まりやすい“強化モード” |
【超重要】決算で見えた本当の姿
赤字21億円は“危険”なのか?
◆ 第1期決算(1年目)
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 売上高 | 13.2億円 |
| 売上総利益 | 8億円 |
| 販管費 | 29.7億円 |
| 営業利益 | -21.6億円(赤字) |
→ 21億円の赤字は主に広告費(新聞1面広告・テレビCMなど)
◆ 第2期 中間
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 売上高 | 33億円 |
| 売上総利益 | 21.8億円 |
| 営業利益 | -11.2億円 |
→ 赤字は 確実に縮小中。
→ 利用者(株主)が増え、収益が安定してきている証拠でもある。
カブアンドの株主は
なんと“69万人”!日本で9位の規模
スタートからわずか一年足らずで 69万人の株主 を達成。
これはすべての日本企業の中でも 株主数ランキング9位 に入るレベル。
さらに、2024年10月に横浜Kアリーナで行われたイベントには 1万1000人が参加。
もはや“社会現象”と言ってもいい規模です。
カブアンドのメリット:初心者に刺さるポイントはここ!
✔ ① 株主になるハードルがゼロになる
普通の株は「証券口座+お金」が必要ですが、カブアンドなら、
普段の生活費 → 株
に変わるので、投資の一歩目として非常に入りやすい。
✔ ② 料金が「平均よりは安い」ので損しにくい
最安値ではないものの、
-
電気代
-
スマホ料金
-
ネット回線
が“業界平均より少し安い”価格帯。
「損はしにくいが、爆発的に得するほどではない」
そんな設計です。
✔ ③ 上場できなかった場合の“買取保証”がある
カブアンドは、
3年以内に上場しなければ買取保証します
と宣言。
投資経験がない人でも安心感が強いポイント。
✔ ④ 代理店ビジネスとして「69万人の顧客」は強すぎる
電気会社・SIM会社・光回線などと契約する際、
巨大な利用者数を持つカブアンドの代理店力は非常に強く、値下げ交渉力がある。
そのため、最安ではないが 割安価格 を実現できている。
カブアンドのデメリット
ここを知らずに始めると失敗します
✖ ① キャッシュバックが無い
普通の乗り換えキャンペーンにある
-
1万円キャッシュバック
-
2万円ポイント還元
などが 一切ない。
本来受け取れるはずのキャッシュバックが、
カブアンド側に入っている可能性も。
“株” と交換できるとはいえ、短期的なお得感はない。
✖ ② 株価が大きく上がる期待はしにくい
募集価格は、
-
第1回:1株 3円
-
第2回:1株 6円
上がっているように見えても、
金額が小さいので利益は「雀の涙」「アリの汗」級。
✖ ③ 株の“希薄化”は避けられない
株主が増えれば増えるほど、
1株あたりの価値は薄まる(希薄化)
という株の基本ルールが発生。
「国民総株主」という方針は素敵だが、
その分 株価が大きく上がりにくい構造 になる。
✖ ④ 上場まで売れない&種類株なので制限がある
カブアンドの株は未公開株であり、
-
売却できない
-
議決権がない
-
配当も未定
という“制限付き株式”。
投資というより 体験型の株主制度 に近い。
【結論】カブアンドは
「情弱ビジネス」なのか?
はっきり言います。
▶ ❌ 情弱ビジネスと言い切るのは間違い
なぜなら、
-
サービス価格は平均より安い
-
株主体験を得られる
-
上場できなければ買取保証
-
情報も透明で、決算説明も丁寧
と、“騙す構造” は見当たりません。
▶ ただし、以下の人は“カモ”になりやすい
-
株で一攫千金ができると思っている人
-
株価が大きく上がる前提でサービスを使う人
-
「得する!」という言葉に弱い人
カブアンドは 「大きく儲ける場所」ではなく「投資デビューの入り口」。
ここを間違えると後悔します。
カブアンドをおすすめできる人
やめた方がいい人
✔ おすすめできる人
-
投資経験がゼロで、株主体験をしたい
-
損しない範囲でやってみたい
-
今の電気料金やスマホ代が高いと感じている
-
前澤さんの思想に共感する
(“みんなが株主になれる社会”という考えが好き)
✖ やめた方がいい人
-
株で大きく稼ぎたい人
-
キャッシュバックを重視している人
-
上場して儲けることが目的
-
数年以内に確実な利益がほしい人
最後に:カブアンドは
“体験価値”を買うサービス
カブアンドは、まだ答えのない挑戦です。それでも、「誰もが株主になれる世界」を目指す姿勢は、私たちにお金との向き合い方を見直すきっかけをくれます。興味を持ったときが、あなたの新しい一歩のタイミング。無理をせず、自分のペースで選べば大丈夫です。あなたの選択が、これからの毎日をほんの少し前向きにしてくれることを願っています。
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