埋立地の住宅購入ガイド:地盤の重要性と安全な選択法【2024新装版】

家を購入する際に、間取りや価格などはまず気になるところですが、「地盤」もとても大切なポイントです。長く暮らす間に建物は劣化していきますので、地盤がしっかりしているほうが何かと安心ですよね。

そこで今回は、住宅を購入する際に理解しておきたい埋立地の作り方や物件について詳しくご解説していきましょう。

埋立地の作り方とそのプロセス

都内の大型マンションなどは埋立地に建設されることがよくあり、日本では決して珍しいことではありません。埋立地の歴史はとても古く江戸幕府までさかのぼり、1655年に江戸中のごみが現在の江東区永代に相当する地域に集められたことが始まりとされています。

島国である日本は埋立地が住宅や工業地域、空港などとして利用され、国土全体の0.5%が埋立地に。では素朴な疑問で、埋立地は一体どのようにして作るのか気になりませんか。

簡単に分けると埋立地は3通りの作り方があり、「浅瀬に土砂を入れて土地を作る」「海に土砂を入れて島を作る」「湿地帯や沼に土砂を入れる」方法があります。

この中でも多いのは、湿地帯に土砂を入れる方法。埋立地を作る際は最初にセメントなどの特殊材料を使い、液状化現象や地盤沈下を防ぐために地盤改良を行い、予定地を護岸で囲み特殊な材料で埋めていくというのが一般的な手順です。

なぜ埋立地にマンションが集中するのか?

江戸川区や千葉の浦安など、埋立地にはマンションがとても多く、オーシャンビューなどの眺望のよさもあり人気があります。なぜ埋立地にマンション建設が多いかというと、内陸部では立地がよく広大な知識を入手することが難しいためで、埋立地ならコスト的にも安く土地を一気に仕入れられることが特徴です。

東京都内ならグレードの高いマンションで立地条件がよいところは埋立地が多く、さらに震災後に建築されたマンションは、防災型の非常用電源や備蓄設備などを整え、資産価値も高くなる傾向があります。

人気がある湾岸タワーマンション。首都圏で過去13年間に供給されたマンション4戸のうち1戸はタワーマンションといわれるほど。ハイエンドなライフスタイルに憧れる人にとっては、埋立地のタワーマンションはとても気になる存在でしょう。

住宅購入と地盤の安全性:基本知識

住宅を購入する際、とくにマンションの地盤はとても重要。地震が多い日本は、万が一のことを考えるとタワーマンションは怖いという人もいるでしょう。

まずマンションの構造ですが、地震の揺れを装置で吸収する「免震」、基礎や柱を丈夫にして揺れに耐える「耐震」、そして地震により発生したエネルギーを吸収するダンパーを設置する「制震」の3つがあります。

マンションだけに限らず、一戸建てでも土台がどう作られているか確認するのは、建築段階から見ない限りわからないこと。地盤が軟弱だと、家の基盤がしっかりしてしても不安な点は残ります。

埋立地だけではなく、どこでも地盤の強さは住宅を購入する際に意識したい部分ですが、不動産業者でも把握できないことも多いようです。その場合は地盤調査会社に依頼して確認することもできるので、心配な場合はリサーチしておきましょう。

地盤は住宅を建設する土台部分の土壌のことで、地盤が弱い家だと将来重大な事故につながる可能性があります。たとえば一戸建て木造2階建ての場合、16坪サイズでも重さは約30トン。

鉄骨なら約40トンの重さが地盤にかかる計算になります。宅地として使われるのは、このような重量に耐え、許容範囲内での沈下を想定した地盤のことです。

埋立地も深い地盤に杭を打つなど、マンションも計算上問題なく建設されているといわれています。

購入時に考える安全性のポイント

埋立地の素敵なタワーマンションや内陸部の中古一戸建てなど、どこの建物でも安全性は購入時に考えたいポイントです。住まいの安全性は主に3つ、「建物」「防災」「防犯」のそれぞれを考えて判断することが必要。

「建物」は経年劣化状況やメンテナンスの必要性がないかどうか。新築物件ならこの点はあまり心配ないかもしれませんが、将来的に長持ちする建物のほうが安心ですよね。

「防災」は災害に対する強度、耐震性能、地震国の日本は地盤が弱いところは多いともいわれていますので、新耐震基準を満たした物件を探すこともよいでしょう。

そして「防犯」も安心して暮らすために欠かせない重要なポイントになりますので、住宅街であっても過去に近隣でどのような事件があったのか調べておくこともいいかもしれません。また家に防犯システムを設置するなど、自分でできることも取り入れておきましょう。

注文住宅VS建売住宅!マイホーム購入の際に知っておきたい大きな違い。こちらから。

不動産の個人売買はできるの?手順や注意点など失敗しないためのポイント。こちらから。

まとめ

埋立地の作り方は何度通りも方法があり、あまり違いがなく地盤を意識せず暮らしている人が多いですよね。震災など万が一の際地盤はもちろんですが、ライフラインの断絶など色々なリスクがあるので、安全に暮らすためにも普段からの意識が大切かもしれません。

これから住宅を購入する人は、念のために地盤についても少しだけ考えておくとさらに安心して暮らせることでしょう。


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