収入のいくらかを貯金に回してはいるものの、なかなかお金が貯まらないと悩んでいる方は多いでしょう。無理に節約しようとしてストレスを貯めてしまい、貯金自体を諦めてしまう方もいるかもしれません。
貯金は無理なく地道にコツコツと行うのが鉄則です。上手に貯金をしていけば、1年間で100万円を貯めることも不可能ではありません。「100万円も貯められるような気がしない」という方でも、ポイントを押さえれば貯金額を大きく増やせます。
今回は、無理なく1年間で100万円貯める方法を紹介します。貯金を増やしてこれからの生活に備えたい方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
1年間で無理なく100万円を貯める方法5選
1年間で無理なく100万円を貯めるには、次の5つの方法を試してみましょう。
- 支出を見直す
- 口座を分ける
- 手取りの10%〜15%を貯金に回す
- 無理のない節約を意識する
- 副業に挑戦する
紹介順に行っていくと、より効率よくお金を貯められます。
1.支出を見直す
お金を貯める前には、無駄な支出がないか見直しておきましょう。余計な支出や本来必要のない支払いを減らせば、貯金できる額を増やせます。
特に見直したい費用は以下の5つです。
- 通信費
- 保険料
- 食費
- 家賃
- 交通費
通信費は格安SIMや、スマホとWi-Fiのセット割を利用しましょう。特に、格安SIM
は通信費を大幅に下げる効果があります。支払いを月5,000円以下にできる場合もあり、支出の削減効果は大きいです。
また、保険料の見直しも支出を減らす効果があります。起きる確率が明らかに低い事柄に対して保険をかけるのは、無駄な支出と同じです。必要な保険・不要な保険を見直し、自身のライフスタイルに最適な保険を契約しましょう。
そのほか、食費は自炊を心がけて外食やコンビニに行く機会を減らしましょう。家賃や交通費は生活スタイルによって変わりますが、できそうであれば安い賃料の家へ引っ越したり、移動に公共交通機関を利用したりすると、支出を抑えられます。
2.口座を分ける
支出の見直しと併せて、口座の使い分けを始めてみましょう。以下の3つの用途に分けて利用していきます。
- 支出用
- 貯蓄用
- 緊急支出用
支出用口座はメインバンクといわれるものです。給与の受け取りと、あらゆる支出を行うための口座として運用しましょう。
貯蓄用はお金を貯めるための口座です。現金を入れておく口座のため、基本的に引き出さないようにしましょう。積立定期預金などを利用して、貯金を必ず行える仕組みを作るのもよいです。
緊急支出用は、冠婚葬祭の支出用や、家具・家電が壊れたときのためにお金を用意しておくための口座です。こちらも基本的には有事以外で引き出すことはありません。突発的な支払いがあった場合は、できる限り早めに元の金額に戻すようにしましょう。
3.手取りの10%〜15%を貯金に回す
支出の無駄を見直せたら、本格的に貯金を始めましょう。貯金額は、手取りの10%〜15%です。月にいくら貯金するか明確な目標を決めておくと、お金を貯めているという実感が沸きやすく意欲的に貯金ができます。ボーナスが出る場合は、半分から3分の2を貯金すると100万円に到達できる可能性が高くなります。
おすすめの方法は貯金を先にしてしまい、残りのお金で支出を賄う「先取り貯金」です。出費から余った分を貯金すると、まだ手元にお金があると思ってしまいついつい使ってしまう可能性があります。貯金する分を使ってしまわないよう、先に貯金を済ませてから支出を行うようにしましょう。
4.無理のない節約を意識する
節約は貯金を効率よく行うために必要なものですが、無理しすぎると生活の満足度が上がらず、貯金が苦しくなります。
食事の食材や日用品などの消耗品は生活に必要なものであるため我慢せず購入したほうがよいです。我慢すべきなのは、衣服・ゲーム・お菓子・趣味への買い物などに関わる出費です。本当に必要なものか熟考したうえで購入するクセをつければ、自然と支出が減っていきます。
物欲は一時的な感情であることが多いため、時間を置いているうちに欲が落ち着き「いらないな」と判断できるケースが増えるのです。自分にとって本当に必要なものがわかるため、不要なものを売ったり処分したりできて、さらに効率よく貯金を進められます。
節約は貯蓄のスピードを高めるためには必要なものだが、無理しすぎると人生の満足度に関わってくる。
5.副業に挑戦する
貯金する額を増やす方法として、副業で収入を上げるという方法があります。現在はWeb上でできる副業が増えており、スキルを磨けば本業にすることも可能です。無理なく行うには稼働時間を明確にしておくとよいでしょう。
副業でおすすめとされる職種は以下のとおりです。
- ライター
- プログラミング
- デザイン
- せどり
- ハンドメイド
いずれもクラウドソーシングサイトで仕事を請け負うことができます。上手に進められれば月に数万円単位の収入を得られるため、貯金に回すとより効率よく貯められるでしょう。
ただし、副業は事業であり仕事のため、相応の責任が発生することを念頭におく必要があります。(※1)(※2)(※3)(※4)
http://research-online.jp/all/save/15658/
http://research-online.jp/all/save/15273/
http://research-online.jp/all/save/14903/
まとめ
ここまで、無理なく1年間で100万円貯める方法を紹介しました。無理なくお金を貯めるには準備や工夫が必要ですが、5つの方法をじっくりと実践すれば、お金を貯めているということを実感できるようになるでしょう。誰でも挑戦できる方法ばかりなので、ぜひ試してみてください。
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