新しい保険が登場!わりかんがん保険とは

現在、日本人は生涯2人に1人はがんになり、男性は4人に1人、女性は6人に1人ががんで亡くなる時代です。

(※1)

 

がんに罹患するリスクに備えて、これからがん保険に加入しようと考えている方もいるのではないでしょうか。

 

数あるがん保険の中で「わりかんがん保険」という保険があります。

 

保険金の支払いがあった時だけ、保険料の負担が発生する今までにはない仕組みのがん保険です。

 

わりかんがん保険の詳細や特徴について詳しく解説します。

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わりかんがん保険の詳細

 

わりかんがん保険という聞きなれないネーミングですが、保険の仕組みはその名の通り割り勘を意味しています。

 

通常保険の仕組みとして、契約者がリスクに備えて加入した保険金に対して保険料を支払います。

 

しかし、わりかんがん保険は保険会社が支払った保険金を契約者が割り勘で保険料を負担する保険です。

 

この仕組みを「P2P(ピア・ツー・ピア)」といいます。

 

もともとP2Pとは、不特定多数の端末を介さずに、端末同士で情報を共有することを指す通信用語です。

 

国内で初めてP2P保険の保険を販売しているのは、少額短期保険業者の株式会社justInCase(ジャストインケース)という保険会社です。

 

現在、SBI 日本少額短期保険や新生銀行、チューリッヒ少額短期保険、日本生命保険などが株式会社justInCaseと提携をし代理店として保険販売を行っています。(※2)

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わりかんがん保険の特徴

 

わりかんがん保険が、今までの保険とどのように違っているのか特徴的な5つを説明します。

 

・保険料が割り勘である

・保険料を支払わない月がある

・保険料に上限がある

・年齢と性別によって死亡保険金額が異なる

・契約がWEBで完結できる

 

では1つずつ解説していきます。

 

保険料が割り勘である

 

前月の保険金の支払い実績に応じて、保険加入者が支払う当月の保険料が異なるというのが今までの保険の仕組みと大きく違う点です。

 

では具体的にどのように保険料が決まるのか計算してみましょう。

 

わりかんがん保険は、被保険者ががんと診断されると一時金で80万円を受け取ります。

 

例えば、1月にがんになった人がいた場合、2月の保険料がいくらになるかを計算してみましょう。

 

1月 

保険加入者・・・・・1万人 

がんになった人・・・3人 

保険金・・・・・・(80万円×3人)240万円

 

2月

保険会社の管理費30%・・・240万円×30%=72万円

(240万円+72万円)÷(1万人-3人)=約312円

2月の保険料は約312円

 

加入者1万に対して3人ががんに罹患した場合は、翌月に1万人で312円ずつ割り勘で保険料を支払うことになります。(※3)

 

保険料を支払わない月がある

 

前月の保険金額の支払い実績に応じて保険料が決定するので、毎月保険料の額が異なる訳ですが、保険金の支払いが全くない月が発生した場合は保険料の支払いが0円になることもあるのです。

 

また、わりかんがん保険は保険金の支払いが発生した時のみ保険料が発生する後払い制なので、保険加入時の保険料も0円となります。

 

保険料に上限がある

 

保険料が毎月異なることは前述の通りですが、保険金額の支払いが多い月があった場合は、翌月高額な保険料の請求が来るのではないかと不安になりますよね。

しかし、わりかんがん保険は保険料の上限が決まっているので、契約年齢に応じて上限額以上の保険料の請求はされません。

 

契約年齢 男女共通支払い保険料の上限額
20才~39才 500円/月
40才~54才 990円/月
55才~74才 3,190円/月

 

男女で保険料率が異なることもなく、リーズナブルな保険料なのは嬉しいですね。

 

年齢と性別によって死亡保険金額が異なる

 

わりかんがん保険は死亡原因ががんに限らず、死亡保険金を支払います。

しかし、死亡した年齢と男女で受け取る保険金が異なります。

 

死亡年齢 男性 女性
20才~24才 200万円 300万円
25才~29才 180万円 180万円
30才~34才 150万円 60万円
35才~39才 110万円 10万円
40才~44才 200万円 140万円
45才~49才 120万円 60万円
50才~54才 50万円 30万円
55才~59才 190万円 300万円
60才~64才 90万円 240万円
65才~69才 30万円 160万円
70才~74才 5万円 90万円

 

男女比でかなりの保険金額の差がありますので、確認が必要です。

(※4)

 

契約がWEBで完結できる

 

契約を締結する場合、自宅に居ながらWEBで完結することが出来ます。

 

加入時には、氏名、生年月日、住所などの基本情報の他、保険契約に際しての告知事項の確認も行いますので健康状態の申告には慎重に答えることが重要です。

 

(※3 4)

http://research-online.jp/all/property/15807/

http://research-online.jp/all/property/15802/

http://research-online.jp/all/life/12691/

まとめ

 

 

従来の保険の概念を覆す後払い制度を用いたわりかんがん保険。この先がんに罹患するリスクを気にしてがん保険の加入を検討している方には、画期的な仕組みの保険です。

 

リサーチオンラインでは保険や投資に関する相談を受け付けています。保険加入で悩んでいる方は是非お問い合わせ下さい。

 

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