中古住宅の注意点はなに?物件選びで知っておきたいチェックポイント

fはじめに

中古住宅の注意点を事前に理解して、あらゆる選択肢の中から納得のいく物件選びをしましょう。
価格の安さや数の多さで人気がある中古物件は、一戸建てやマンションなど、ライフスタイルに合わせて選ぶことができます。
 
中古物件だと価格をつい優先しやすいのですが、失敗しないためにも選ぶ際に注意したいチェックポイントをご説明していきますね。
 

リフォームの予算費用は?中古マンションを購入する際に考えることはこちらをチェック。

中古マンションを購入するか悩んでいたら。注意点や流れをチェック。

http://research-online.jp/online/property/1421/
 

耐震性について確認しよう


日本は地震が多いとされる場所なので、建物の耐震性は安心して暮らすためにも大切な判断基準になります。
中古住宅の注意点として、地盤の固さは耐震性に影響を与えるため、物件をお探しのエリアの地盤について調査してみましょう。
 
現在は地盤がしっかりしていても、地震により液状化しやすい地盤もありますので、確認が必要です。
ネットで住宅地盤情報をチェックできるサイトもありますし、耐震基準で建物の耐震性を測定することも可能。
 
1981年6月1日に施工された新耐震基準より、以前に建築された中古物件は耐震性が弱い可能性があります。
とくに中古マンションは、今後の修繕計画も考慮して選ぶことが大切なので、維持管理費を適切に行い長く住み続けられるかどうかを考えてみましょう。
 

住宅ローンと築年数について

家を購入する際は、住宅ローンの審査はとても気になる部分です。
それは新築、中古住宅に限らず関係することなのですが、中古住宅の注意点として築年数のチェックが必要に。
 
ローンを組む金融機関により異なるものの、物件の築年数制限は気にかけたほうがよいでしょう。
中古マンションの築年数制限はないけれど、戸建て物件なら築年数30年以内など、ローン申し込みの条件を設けている場合があります。
 
また住宅ローンが利用できる古い中古住宅の場合でも、借入可能額に影響を与える可能性も。
通常はローン契約者の収入や就業状態、また他の借り入れ状況などの判断材料をもとにしますが、購入する物件の担保評価額も含まれています。
 
中古物件は新築よりも評価額が低くなることが想定されますので、頭金などで調整することも必要かもしれません。
 

リノベーションの予定があるか


中古住宅の注意点は、購入後にリノベーションの予定があるかどうかです。
中古マンションのように予算内で購入できる物件が多い場合、購入後に水回りのリノベーションなどを考えて物件を探すこともあります。
 
リノベーション済みの物件は価格が高くなりますので、予算を抑えて将来的にリノベーションをすることも選び方のひとつに。
 
中古マンションなら、共用エリアについてはリノベーションが不可、骨組みなど、変えられない部分もいくつかありますので、購入後にどこまで手を加えられるかを相談しながら判断してください。
 
一戸建て物件なら、再建築不可物件にも注意が必要。再建築不可物件とは、敷地の接道義務を満たしていない物件などが対象になります。
 
安く購入したい人には人気があるものの、長く暮らすには不向きになるかもしれません。
再建築不可物件は建て替えをしても、今より小さい建物になる可能性や、増改築ができないなどのデメリットがあります。
 

管理組合をチェックする

近年女性が中古マンションを購入するケースがとても増え、セキュリティやアクセスのよさなど、魅力がアピールされた物件が増えています。
 
中古住宅の注意点でマンションの場合にチェックしたいのは、管理組合について。しっかりシステムが整っているマンションの管理組合かどうか、修繕費や管理費の金額についても事前に確認が必要です。
 
多少月々の修繕積立金などが高くても、万が一の際の負担が少ないならそのほうがよいと考えている人もいるはず。
 
管理組合によって、マンションの共用部分の使い方や清掃なども影響してきますので、できるだけ多く情報収集をしておきましょう。
 

築年数について

中古住宅の注意点は、築年数をどう解釈して判断するか。
この先何十年も住めない物件を高い価格で購入するのは、できれば避けたいですよね。
 
中古住宅は新築では購入できないエリアでも、予算内で手が届く物件を見つけられることがメリットです。
しかしその分築年数が古い物件もありますので、慎重な判断が求められます。
 
中古住宅の耐用年数は築年数とは比例しないことも多く、鉄筋コンクリート、木造など、家の土台や材質によっても劣化状況は異なるでしょう。
 
一般的な建物の寿命を見ると、一戸建てよりもマンションなどの鉄筋のほうが若干長いといわれています。
また地域によっても、建物の耐用年数を超えるほど存続する場合もありますので、築年数だけで物件の寿命を判断できないことを理解しておきましょう。
 

まとめ

中古住宅はお手頃な価格で購入できることや、物件数が各地域に多いため、選択肢が増えることが何よりも魅力です。
住み替えがしやすい点や、リフォームしてオリジナルの生活空間を作れることも中古住宅のメリット。
 
このような魅力がたくさんある中古物件ですが、購入する際は注意点もいくつかありますので、専門家にアドバイスしてもらいながら時間をかけてじっくり判断したいですね。
 
http://research-online.jp/online/property/2102/

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Xでフォローしよう

おすすめの記事