数値で解析するM-1グランプリ2023:令和ロマンの勝利と審査の深掘り

 

RiSA

こんにちは、リサーチオンライン編集部のリサ子です!

M-1グランプリ2023・・・・今年も大いに笑いと驚きを提供してくれましたね。

今回は、この熱い舞台を一風変わった「分析の視点」から深掘りし、ウエストランドの井口氏にネタにされるような記事を目指します♪

まずは優勝者「令和ロマン」の快挙と、初ラウンドの得点傾向から始め、審査員ごとの採点特性や、過去のM-1グランプリの傾向分析にも目を向けてみましょう。また、ネタ順と大会結果の相関関係や、ファイナリストの詳細なプロフィール、そして気になる優勝賞金の税金事情についても掘り下げます。

特に、次のような方に読んでいただきたいです:
  1. M-1やエンターテイメントを少し別の角度から見てみたい方
  2. ビジネスやマーケティングを勉強中の学生さん
  3. ウエストランドにネタにされた「分析系お笑いファン」の方
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この記事は、2023年のM1グランプリについて解説したものです。
  1. M-1グランプリ2023の深堀り分析:2023年のM-1グランプリにおける優勝者「令和ロマン」の快挙と、初ラウンド得点の傾向を分析しています。さらに、審査員の過去の採点特性や審査基準の解説を含め、過去のM-1グランプリの分析も行っています。
  2. ネタ順と結果の相関関係:過去6回の大会データを使用して、ネタ順とファイナルラウンド進出の相関関係を掘り下げています。これには、ネタ順と1stラウンドの得点率、平均順位、ファイナルステージ進出率などの詳細な分析が含まれます。
  3. ファイナリスト詳細と優勝賞金の税金対応:2023年のファイナリストのプロフィールと感想を提供するとともに、M-1グランプリの優勝賞金の税金事情についても触れています。また、歴代優勝者の税金対応の例も紹介しています。

M-1グランプリ2023の勝者「令和ロマン」の全貌

令和ロマンの勝利の秘密

令和ロマン、高比良くるま(29歳)と松井ケムリ(30歳)によるこのコンビは、2018年に結成されて以来、着実に実績を積み上げてきました。『NHK新人お笑い大賞』での優勝、『ABCお笑いグランプリ』での準優勝など、その才能は多くの舞台で認められています。昨年は準決勝進出という結果でしたが、今年はその壁を乗り越え、初の決勝進出を果たしました。

M-1グランプリ2023では、彼らはトップバッターという重要な役割を担いました。しかし、そのプレッシャーを感じさせないほどの堂々たるパフォーマンスで、セリ上がりの瞬間から観客を魅了しました。この技巧には多くの称賛の声が上がり、インターネット上でも「芸歴5年でこのレベル」「心臓が強い」といった感想が寄せられました。

彼らの優勝は、8540組の中からの勝利であり、その意義は計り知れません。特に注目すべきは、トップバッターとしてM-1グランプリ初代王者である中川家以来の快挙を成し遂げたこと、そして結成からわずか5年8ヶ月での優勝は、2003年のフットボールアワー(4年8ヶ月)に次ぐ史上2番目(霜降り明星)と同列の記録となりました。

令和ロマンのこれからの活躍には、漫才ファンはもちろん、多くの人々が注目しています。彼らがこれからどんな舞台を見せてくれるのか、その一挙手一投足から目が離せません。

初ラウンドのスコア分析:傾向とインサイト

2023年のM-1グランプリは、審査員の意見が比較的一致しており、採点基準が均一化している様子が見受けられました。審査員ごとの最高得点と最低得点の幅が狭いことから、コンテスタントのレベルが全体的に高く、均衡していたと考えられます。

過去6年間と比較して、特に2023年の審査員の採点は全体的に厳格化しているように見受けられます。松本人志氏や中川礼二氏の平均得点は、過去のデータと比べてやや低めです。これは、1順目の「令和ロマン」の得点が648点と例年のトップバッター平均点624点より高く、全体的に高い水準が求められていたことを示唆しています。

審査員の採点傾向とM-1の歴史

新顔審査員:海原ともこ

妹・やすよと共に1992年「海原やすよ ともこ」を結成。彼女の漫才は、独自のスタイルと深いユーモアで知られ、2012年と2017年には上方漫才大賞を受賞しました。漫才の名門家系に生まれ、業界での彼女の存在感は圧倒的です。今年は初のM-1グランプリ審査員として、抜擢され彼女の深い洞察力と漫才への情熱が注目されました。

2023年:平均得点: 93 最高得点: 96 最低得点: 89

M-1グランプリの審査員として初めて参加した今年、彼女はその深い洞察力と漫才への情熱を発揮し、参加者たちのパフォーマンスに対して独自の視点で鋭い評価を下しました。彼女の平均得点は92.8点と高く、最高得点は96点、最低得点は89点でした。初回の審査員としての登場にも関わらず、そのコメントは落ち着きがあり、洞察に富んだものでした。

特に、初登場の令和ロマンに対しては「トップバッターを忘れるほど会場を巻き込んだ。勢いがあり、スタイルも私の好み」とコメントし、カベポスター浜田のセリフを噛むミスに対しても「最後に安心しすぎたかもしれないが、ネタ自体は非常に面白かった」とフォローしました。また、マユリカに対しては「ネタの最後にあのような盛り上がりがあるのは素晴らしい」と評価するなど、そのコメントは常に前向きで愛がありました。

海原ともこの加入は、M-1グランプリに新しい風をもたらしたと言えるでしょう。彼女の経験豊富な視点と漫才への深い愛情は、参加者たちにとっても価値あるフィードバックとなり、観客にも新たな楽しみを提供しました。彼女の貢献は、今後のM-1グランプリにおいても大きな影響を持ち続けることでしょう。

2-2.松本人志

M-1グランプリでの審査員経験は16回に及び、その鋭いコメントと洞察力で若手芸人たちに刺激を与えています。松本の審査は、厳しさと深い理解を兼ね備え、お笑い業界の未来を形作る重要な役割を果たしています。

2023年:平均得点: 89.5 最高得点: 93 最低得点: 86

平均得点は89.5点と、過去の大会と比較しても低め。特に、2020年の平均が89点、2021年が90点、2022年が89点というデータから、一貫して厳しい採点を行っていることが伺えます。

過去6年:審査回数6回の平均得点: 92 最高得点: 97 最低得点: 80

分析: 松本人志の採点は、最低得点が80点と幅広い範囲に及んでいます。これは、彼が漫才の各側面を総合的に評価し、特に独創性とパフォーマンスの質を重視していることを示しています。

 

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2-3.中川礼二

「中川家」は、M-1グランプリの初代チャンピオンです。過去審査員経験は7回に及び、その独自の視点と漫才への深い理解で知られています。漫才師としての豊富な経験を活かし、若手芸人に対して的確なフィードバックを提供しています。

2023年:平均得点: 92 最高得点: 94 最低得点: 89

平均得点91.7点。2020年の91点、2021年の92点、2022年の92点と比較すると、安定した採点基準を持っていると言えます。

過去6年:審査回数6回の平均得点: 92 最高得点: 97 最低得点: 87

分析: 中川礼二の採点は、安定した高い評価を示しています。彼は特に漫才の技術的な側面と演出を重視していることが伺えます。

2-4.塙宣之

「ナイツ」のツッコミ担当として、その独特なユーモアで人気を博しています。M-1グランプリの審査員としては5回目の出演で、彼の厳しくも公平な評価が注目されています。塙は、漫才の技術面だけでなく、内容のオリジナリティにも重点を置いており、若手芸人への貴重なアドバイスを提供しています。

2023年:平均得点: 91 最高得点: 93 最低得点: 89

平均得点91.3点。2020年の91点、2021年の92点、2022年の92点と比較して、一貫性のある採点をしていると言えます。

過去6年:審査回数5回の)の平均得点: 92 最高得点: 99 最低得点: 82

分析: 塙宣之は、特に秀逸な演技に対して非常に高い評価をする一方で、基準を満たさない演技には厳しい点数を付けることが分かります。これは、漫才の質に対する彼の高い基準を反映しています。

富澤たけし

「サンドウィッチマン」として、そのユニークなユーモアで親しまれています。M-1グランプリで6回の審査員経験を持ち、彼の公正で深い洞察に基づいた審査は、漫才の技術やコンビの相乗効果に注目しています。富澤の審査は、漫才愛と経験に裏打ちされたもので、若手芸人にとって大きな刺激となっています。

2023年:平均得点: 93 最高得点: 95 最低得点: 88

平均得点92.5点。2021年の93点、2022年の94点と比較すると、やや控えめながらも高評価を与えています。

過去6年:審査回数4回の平均得点: 91 最高得点: 97 最低得点: 86

分析: 富澤たけしは、全体的にバランスの取れた採点を行い、一貫して漫才の全体的な質に注目しています。

博多大吉

「博多華丸・大吉」として活躍するお笑い芸人です。彼の落ち着いた話術とユーモアは広く支持されており、M-1グランプリの審査員としてはこれが2回目。彼の審査は、漫才の技術面やオリジナリティに焦点を当てており、若手芸人に対する貴重なフィードバックを提供しています。

2023年:平均得点: 90 最高得点: 95 最低得点: 88

平均得点90.3点。2020年の92点、2021年の93点、2022年の94点と比較して、やや辛口な評価でした。

過去6年:審査回数1回の平均得点: 92 最高得点: 96 最低得点: 90

分析: 博多大吉の採点は、一貫して高得点傾向にあります。彼の採点は漫才のオリジナリティと表現力を重視していることが読み取れます。

山田邦子

1980年代から活躍するベテラン女性お笑いタレントです。彼女の審査は、その経験豊かな漫才理解と的確な評価で知られ、M-1グランプリの審査員として昨年に続き今年も出演を果たしています。山田は、漫才の技巧やコンテンツの面白さに重点を置いて審査を行い、若手芸人に有益なアドバイスを提供しています。

2023年:平均得点: 91 最高得点: 98 最低得点: 87

平均得点91.5点。2022年の92点と比較すると、一貫した採点基準を持っていると言えます。

過去6年:審査回数1の平均得点: 89 最高得点: 95 最低得点: 84

分析: 山田邦子の採点は比較的厳しい傾向にあり、特に優れた演技に対してのみ高得点を付けるスタイルを示しています。彼女の採点は、漫才の内容と技術の両面を厳しく評価することを反映しています。

これらの分析から、M-1グランプリの審査員たちがそれぞれ異なる視点と基準で漫才を評価していることが明らかになります。彼らの多様な採点スタイルが、大会の結果に大きく影響を与えていることがわかります。

過去審査データの徹底解析

審査基準と採点システムの解説

M1グランプリの審査基準は、漫才のオリジナリティ、技術力、観客の反応など複数の要素を総合して評価されます。審査員は、各コンビに対して得点を付け、その合計点で1stラウンドの順位を決定します。ファイナルステージには、1stラウンドの合計点上位3組が登場し、王者は審査員投票で決まります。

一般的に、漫才の完成度や笑いの質が高いほど得点は高くなりますが、審査員ごとに重視するポイントが異なるため、多様な評価が見られます。また、審査員の個々の感性や嗜好、観客の反応なども審査結果に影響を与える要素となっており、必ずしも1stラウンドで一位をとったコンビが優勝する事のない「大逆転劇」も大会の魅力の一つです。

M-1グランプリ:2017年と2018年の分析

2017年大会:とろサーモンの安定したパフォーマンス

とろサーモンが最終的な栄冠を勝ち取りました。彼らは1stラウンドで92.1%の得点率と645点の総得点を記録したものの、最高得点ではありませんでした。それでもファイナルステージで優れたパフォーマンスを見せ、4票を獲得して優勝を決定づけました。一方、ミキは92.9%の得点率で650点を獲得していたが、最終ステージで票を得られず、和牛も93.3%の得点率で653点を記録しながら3票に留まりました。

2018年大会:霜降り明星の圧倒的な支持

霜降り明星が1stラウンドで94.6%の驚異的な得点率で662点を獲得し、ファイナルステージで4票を獲得して優勝しました。これに対し、ジャルジャルは92.6%の得点率で648点を記録しましたが、ファイナルステージで票を獲得できず、和牛も93.7%の得点率で656点を獲得したものの、霜降り明星の勢いには及びませんでした。

M-1グランプリ:2019年と2020年の分析

2019年大会:ミルクボーイの突出した成績

ミルクボーイが1stラウンドで97.3%の得点率と681点を獲得し、ファイナルステージで全審査員からの6票を得て圧倒的な支持で優勝しました。かまいたちも94.3%の得点率で660点を記録し、1票を獲得しました。ぺこぱは93.4%の得点率で654点を獲得しましたが、ファイナルステージで1票も得ることができませんでした。

2020年大会:熱戦:マヂカルラブリーの逆転勝利

マヂカルラブリーが1stラウンドで92.7%の得点率と649点で2位通過。ファイナルステージでは、3票を獲得し「見取り図」と「おいでやすこが」との激戦に勝利しました。この年はファイナルステージでの審査員の支持が特に割れた大会となりました。

M-1グランプリ:2021年と2022年の分析

2021年大会:錦鯉の勝利

錦鯉は、1stラウンドで93.6%の得点率と655点とインディアンスと同率を記録し、オズワルドの95.1%得点率と666点で圧勝かと思われましたが、1stラウンドでの強烈な印象がファイナルステージでも残り、最終的に5票を獲得して優勝しました。

2022年大会:ウエストランドの圧勝

ウエストランドは1stラウンドで94.1%の得点率、659点を獲得。他のファイナリストの中では最下位でした。しかし、1stラウンド3位がこうを評して、1stラウンドネタ後の勢いで、すぐ1巡目で再登場し、ステージでも多数の票を獲得して優勝しました。

ネタ順の重要性:過去のデータから学ぶ

総合得点と進出率の関係性

POINT1:

M-1グランプリの過去6年間のデータによると、ネタ順が漫才コンビの成績に大きな影響を与えていることが明らかになっています。分析結果は、ネタ順が後半に進むにつれて、平均総合得点と得点率が顕著に上昇する傾向を示しています。これは、後半に登場するコンビほど、1stラウンドで高得点を獲得しやすいということを意味しています。

ネタ順10番の漫才コンビが平均645点という最高得点を記録しており、これはネタ順1番の平均624点よりも顕著に高いです。得点率に関しても、ネタ順が後方になるほど高い得点率を達成しており、特にネタ順10番は92.2%という最高得点率をマークしています。これはネタ順1番の89.1%と比べても、顕著な差があります。

POINT2:

平均順位についても、ネタ順の後半であるほど良い結果が得られています。特にネタ順4番から10番までのコンビは平均順位5位以内に入っており、ネタ順4番と9番は平均順位4.3で、最も優れた成績を収めています。これは、ネタ順が進行するにつれて、会場のボルテージや、空気感により、コンビのパフォーマンスが向上することや、審査員の評価基準が具体的に定まってくるという傾向があることを示していると思われます。

「令和ロマン」の戦略分析

M-1グランプリの熾烈な戦いの中で、特定のネタ順がファイナルステージへの進出に大きな影響を与えることが明らかになりました。統計によると、ネタ順の4番、9番、10番が50%という高い進出率を誇っています。これは、これらのネタ順が特に効果的であることを示しています。一方で、ネタ順1番の進出率は0%となり、ファイナルステージへの道のりにおいて不利であることが示されています。

ファイナルステージの3組のネタ順と優勝率

さらに興味深いのは、ファイナルステージでの出演順と優勝率の関連性です。1番手の出演者は16.67%の優勝率を記録し、最初の印象の重要性を物語っています。2番手の優勝率は33.33%で、初期の印象を強化する役割を果たしています。そして、3番手の出演者は最も高い50.00%の優勝率を達成しています。

「令和ロマン」は、今までのM-1グランプリの2つの壁「ファーストラウンドでの1番手」と「ファイナルステージ1番手」で優勝という、快挙を成し遂げました。これは、第1回大会の中川家以来、22年ぶりとなります。また、結成から5年8ヶ月での優勝という、2003年のフットボールアワー(4年8ヶ月)に次ぐ最短記録を樹立しました。

ファイナリストたちの道のり

ヤーレンズ

楢原真樹(1986年11月17日生まれ)と出井隼之介(1987年3月2日生まれ)のコンビ。NSC大阪校出身で、2011年に結成された。彼らは「THE MANZAI」や「オールナイトニッポンPODCAST」での活躍が目立ち、2023年にはM-1グランプリで準優勝の快挙を成し遂げた。

M-1グランプリ2023:648点/2位

ヤーレンズの一本目は、大家さんへの挨拶という独特のシチュエーション。彼らの小ボケの連発はトレンディエンジェルを彷彿とさせました。ひとつひとつは浅めのボケも、中毒性を感じさせ二本目のラーメン屋設定は終盤に見事な伏線回収を見せ、その技巧が準優勝につながったのだと思われる。

さや香

新山(1991年10月17日生まれ)と石井(1988年5月28日生まれ)のコンビ。NSC大阪校34期出身の二人は2014年に結成された。新山はダンスを得意とし、石井はインドダンスのグループを主宰している。2017年に初めてM-1グランプリ決勝に進出し、翌年は準優勝を果たした。彼らは「NHK上方漫才コンテスト」や「歌ネタ王決定戦」でも優勝経験がある。

2023年M-1グランプリ:656点 /3位

前年の準優勝者として、さや香には大きな期待が寄せられた。彼らの一本目のネタは、ブラジル人留学生のホストファミリーを題材にしたもので、ユニークな設定と緻密な展開が印象的だった。二本目では、数学の「見せ算」という斬新なアイデアを披露し、その奇抜さと人間味が観客を魅了した。彼らのネタは、視聴者を深く考えさせ、同時に笑いを誘う独自のスタイルを持っている。

マユリカ

阪本(1990年1月7日生まれ)と中谷(1989年10月23日生まれ)からなるコンビ。幼なじみであり、NSC大阪校を経て2011年にデビュー。2023年4月には活動拠点を大阪から東京へ移し、彼らのポッドキャスト「マユリカのうなげろりん!!」が人気を博している。

M-1グランプリ2023:645点/4位

マユリカは、倦怠期の夫婦のやり取りをテーマにしたネタで挑戦。途中に挟まれる小ネタは面白いものの、全体的には強い印象を残すことはできなかった。彼らのユニークな視点と表現力は光っているが、より深いインパクトを与えるための工夫が今後の課題かもしれない。

真空ジェシカ

ガク(1990年12月3日生まれ)と川北茂澄(1989年5月23日生まれ)によるコンビ。大学在学中に結成され、プロデビュー後は「マイナビ Laughter Night」などで活躍。M-1グランプリでは2021年から3年連続決勝進出を果たし、「AUN~大喜利コンビ王決定戦~」でも複数回の優勝を誇る。2023年4月には冠番組「ジェシカ美術部」がスタートした。

M-1グランプリ2023:643点/5位

真空ジェシカは、映画館を題材にしたネタで挑戦。彼らの特徴である速射砲のような小ネタの連発は健在で、特に映画泥棒に関する部分には明確な山場感があった。言葉のチョイスはいつも通り秀逸だが、小ネタの羅列という形式には限界を感じさせるものもあった。彼らの創造性と表現力は、今後も多くのファンを魅了し続けることだろう。

カベポスター

永見大吾(1989年12月19日生まれ)と浜田順平(1987年4月28日生まれ)によるコンビ。NSC大阪校36期生で、2014年5月に結成された。彼らは「ABCお笑いグランプリ」で準優勝し、その後も様々な賞を受賞。2023年には「上方漫才大賞」で新人賞を獲得し、自身のラジオ番組も持っている。

M-1グランプリ2023:635点/6位

カベポスターは、願いが叶うおまじないが巧みな「ゆすり」行為に変わるという、独特なネタで注目を集めた。彼らのスタイルは、リラックスした雰囲気でじっくり楽しむには最適だが、M-1の舞台では少し浮いて見えたかもしれない。しかし、そのユニークな世界観は、観客に新鮮な笑いを提供した。

モグライダー

芝大輔(1983年7月25日生まれ)とともしげ(1982年5月31日生まれ)によるコンビ。2009年に結成され、「THE MANZAI」で認定漫才師となり、2021年にはM-1グランプリ決勝に進出し、注目を集めた。

M-1グランプリ2023:632点/7位

「空に太陽がある限り」の歌詞を題材にしたネタは、その切り口で注目を集めた。しかし、時間の制約からか、ネタの展開があっさりしすぎる印象を与えた。観客が彼らのゲームシステムに慣れてきているため、もしげの予期せぬ展開に頼る傾向がある。彼らの新しい漫才スタイルへの挑戦はリスクがあるが、変化を期待する声も多い。

ダンビラムーチョ

大原優一(1989年11月6日生まれ)と原田フニャオ(1989年5月19日生まれ)によるコンビ。NSC東京校16期生で大学時代の同級生。彼らはヨシモト∞ホールのファーストクラスメンバーで、M-1グランプリでは2023年に初の決勝進出を果たした。大原はTRFのものまねユニットで活躍し、原田はナレーションなどで知られる。

M-1グランプリ2023:631点/8位

ダンビラムーチョの人間カラオケボックスは、興味深い試みだった。しかし、審査員の指摘通り、最初の歌の長さがボケの数を減らし、インパクトを弱めた。一曲目の『天体観測』はメジャーではあるが、より多くの人に馴染み深い曲を選ぶことで、観客の理解を深めることができたかもしれない。

シシガシラ(敗者復活枠)

浜中英昌(1984年1月21日生まれ)と脇田(1981年10月23日生まれ)によるコンビ。二人はそれぞれNSC東京校の12期生と13期生出身で、2018年6月に結成された。彼らは東京・ヨシモト∞ホールを拠点に活動し、2021年12月にはレギュラーメンバーに昇格。テレビやラジオでの出演を重ね、着実にその才能を開花させている。

M-1グランプリ2023:627点/9位

シシガシラは敗者復活戦でのネタを決勝でそのまま披露するか迷ったと思われる。特に、敗者復活と決勝が連続して放送される場合、同じネタを演じるのは難しい。しかし、彼らが決勝で見せたネタは、敗者復活戦のものよりも斬新で強力だった。表情と身振りだけで観客を引き込む能力は、芸人審査員からも高い評価を受けていた。また、彼らの禿げネタは、コンプライアンスを巧みに避けつつ、フィジカルネタの限界にも挑戦していた。

くらげ

杉昇(1988年5月7日生まれ)と渡辺翔太(1988年8月23日生まれ)のコンビ。NSC東京校17期生で、2018年に結成された。

M-1グランプリ2023:620点/10位

ネタは、ミルクボーイを思わせるスタイルで始まったが、特別な妄想や飛躍が欠けていた。サーティーワンやサンリオ商品に関するリアルな情報の羅列は、地に足が着いたままの印象を与え、もっと飛躍した内容で観客を惹きつける必要があった。

M-1優勝賞金と税金

M1優勝賞金の税金事情

M1グランプリの優勝賞金は、税金の対象となります。優勝者には賞金として一定の金額が授与されますが、この金額は所得税として申告する必要があります。

賞金は一時所得とは異なり、漫才師の年間所得の一部として計算されます。具体的には、賞金額から基礎控除を差し引いた後の金額に対して、所得税率が適用されます。優勝コンビのその他の年間所得と合算され、最終的な税額が決定されるため、優勝賞金の全額を手元に残すことはできないそうです。

2021年M-1グランプリ ミルクボーイの例

2019年のM-1グランプリでは、ミルクボーイがチャンピオンに輝きました。優勝賞金は1000万円で、税金の取り扱いについても関心が寄せられました。この賞金は事業所得として扱われ、源泉徴収が行われます。源泉徴収額は約91万8,900円となり、各メンバーの手取りは約410万円になると考えられます。これらのことから、M-1で優勝することは、賞金よりも、彼らのメディア露出も増加したことが1番のメリットだったのでしょう。

まとめ:M-1優勝の経済的影響

M-1グランプリは、単なるお笑いイベントを超え、日本の漫才界において重要な役割を果たしています。この大会は、新しい才能を発掘し、既に名を馳せた芸人たちにとっても、技術を磨き、より高い評価を得る貴重な機会を提供しています。さらに、漫才の芸術形式そのものの多様性と進化を促し、観客には質の高いエンターテイメントを提供してくれます。

また、この表面的な理解を越えて、M-1グランプリを数値分析の視点から見ることで、さらに興味深い洞察が得られます。審査基準、得点傾向、ネタ順と成績の関連性など、データを通じてこの大会の新たな側面を探ることで、お笑いというジャンルを超えて、様々な視点からエンターテイメントやビジネスの理解を深めることができます。

 


 

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