サン宝石が倒産!ファンシーポケット閉店で見えたファンシーグッズの市場規模

はじめに

ファンシーグッズは、昭和生まれの人にとってはとても懐かしいアイテムでしょう。
ファンシーショップ、ファンシー文具など、当時のファンシー文化は実は昭和だけでなく、今も市場で頑張る存在であったことは知らない人も多いはず。
 
今回は、平成生まれの人におなじみの「サン宝石・ファンシーポケット」閉店により見えてきた、ファンシー文化市場についてご解説していきますね。
 

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ファンシーグッズとは何か?


ファンシーグッズは、昭和の80年代にブームを巻き起こした女子向けのアイテムで、株式会社サンリオのキャラクター商品をはじめ、可愛い趣味的なデザインの小物や文房具、装身具、雑貨類などを指します。
 
当時は各地にファンシーショップと呼ばれるお店があり、常に満員。
小さな店舗にぎっしり詰まったファンシーグッズは、女性にとって夢のような存在でした。
 
ファンシーグッズブームは、昭和を振り返る際に必ず話題になりますが、今でも販売しているお店は多く、ショッピングモール、デパート、文具店などでも人気キャラグッズを購入することができます。
 

サン宝石の閉店でファンが殺到!

ファンシーグッズは昭和に青春時代を過ごした人なら、自分の歴史の一部になっているかもしれません。
そんな懐かしいファンシーグッズですが、先日ファンシーグッズで人気を集めた原宿の人気店「サン宝石・ファンシーポケット」が閉店に。
 
時代背景の影響で売り上げが低迷し、閉店は致し方ない決断だったようですが、サン宝石は雑誌に掲載された通信販売で有名になり、この直営店は2002年にオープンしました。
 
2021年9月26日に残念ながら19年の歴史に幕を下ろしました。閉店時にはあらゆる年齢層のファンが殺到。
お店のマスコットである「ほっぺちゃん」は、累計961万個を販売した人気商品です。
閉店する前月から来客数が増え始め、多くの人が別れを惜しむ姿がメディアでも紹介されていました。
 

現在のファンシー文化市場はどうなっている?


現在のファンシーグッズブームは、昭和のような熱い話題になるほどではないかもしれませんが、現在も根強いファンが多く、当時のファンシー文化を知らない若年層にもファンシーグッズはとても人気。
 
しかし数字的に見ると、徐々に売上が減っているところもある様子です。
ファンシーグッズの王様であるサンリオ。売上高は15年で6割減し、サンリオの2021年3月期の中間決算では上期だけで28億円の赤字に。
 
誰もが想定しなかった要因ももちろん関係していますが、ファンシー文化自体が揺らいでいるのは、市場の数字を見るとなんとなく想定できますね。
 
少し前なら、サンリオの有力なキャラクターとブランドとのコラボ商品が飛ぶように売れた時期もありましたが、全体的に消費が減っている今の時期、このようなキャラクタービジネス界ではファンシー文化は力強さを少し失っているのかもしれません。
 

キティちゃんは世界的なファンシーキャラ

ファンシーグッズブームは、もはや昭和が黄金時代で終わってしまうのかと、ファンが未だに多くいる時代でも昔のような底力は感じられないのが現実。
 
しかし忘れてはいけないのは、日本だけでなく世界規模で市場を考えた場合です。
ゲームや漫画の人気キャラクターは、実写化やグッズとして販売されるなど、あらゆるメディアで展開中。
 
通称「メディアミックス」と呼ばれるキャラは、世界的なビジネスモデルにもなっています。
世界ランキングで見ると、メディアミックスの1位は「ポケモン」で、2位はなんと「キティちゃん」。
 
レディ・ガガがキティちゃんファンであるように、セレブもこよなく愛するサンリオのキティちゃんは、活躍の場を世界に広げているのです。
 
ハローキティが誕生したのは1974年。文具などのキャラとして当時人気を集め、キティちゃんと共に育った人は多いでしょう。
 
その時代ごとに合わせて魅力を変え続けるキティちゃんは、これからもどのような顔を見せてくれるか楽しみな存在です。
 

今後注目のファンシーグッズは?

リーマンショックの時に1年で黒字回復した会社もあるファンシーグッズ。
いつ再ブレイクするかわかりません。
人々が癒しを求める今の時期だからこそ、昭和の懐かしいレトロキャラは注目される可能性もあるでしょう。
 
すでに80年代に人気があったものが再ブーム到来すると予測する専門家も多く、アイドルグループのおニャン子クラブ関連グッズや、ファンシー文化で多くの人が憧れたSAILORS(セーラーズ)の復刻版も注目されています。
 
ネットオークションでは、ファンシー文具が高値で落札されるように、今でもファンシー文化は健在。
文房具や雑貨をひとつの文化として残したいという活動もあり、当時のファンシーショップやバラエティショップは、今後各地で展開される可能性はあるでしょう。
 

まとめ

ファンシー文化は、昭和から令和に移り変わる間、さまざまな変貌を遂げてきましたが、今はファンシーショップに行かなくてもネットでグッズが変える時代。
 
身近でさらにファンシー文化を楽しめる環境が揃っています。
日本独自のファンシーブームを、いつまでも大切にしたいですね。

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