保険証がなくなる⁉︎マイナンバーカードになる可能性

マイナンバーの導入により、我々の生活も大きく変わろうとしています。マイナンバーカードと保険証を組み合わせた「マイナンバー保険証」も2021年10月からスタート(※1)しました。仕組みと併せて手続き方法について解説します。

なぜマイナンバーカードが保険証になるの?

マイナンバーカードと保険証が一体化になるニュースをみて、なぜ従来の制度をわざわざ変更する必要があるのか疑問に感じた人もいるでしょう。保険証が変わる理由は、マイナンバーを導入した狙いにあります。

狙い①:公平・公正な社会を築く

医療や福祉サービスを充実させるには、国民に対する保障や負担を公平かつ公正なものにすることが必要です。一部の人のみが不正に保険料の支払いを逃れ、より大きな保障を受けてしまうと平等な社会が実現できません。

マイナンバー保険証は、国民1人1人をしっかりとサポートするために作られるシステムです。税金や社会保険料を確実に納めさせ、社会の再分配機能に役立ちます。 

狙い②:スムーズな行政を実現させる

マイナンバー保険証は、行政の仕事をスムーズにさせる役目も果たします。これまで医療保険に関しては、全国中の市町村役場が各住民の情報を管理していました。ただし、職員が手作業で事務処理をしており、行政の円滑化を実現できない状況が続きます。

そこで、マイナンバーを普及させて一律に管理する仕組みが導入されました。市町村役場の仕事もスピーディーに進むと予想されます。

狙い③:国民の生活の利便性を向上させる

マイナンバー保険証が適用されると、我々の日常生活の利便性も大きく向上します。保険証の情報を更新する際にも、従来まではさまざまな手続きを経る必要がありました。

とくに、住所を変更した後、新しい保険証が配布されるまで時間がかかります。後に請求すれば医療費の一定の額は返還されますが、一時的に全額を自己負担で支払わなければなりません(※2)。マイナンバー保険証を使えば、こうした空白期間もなくなります。

マイナンバー保険証を使うには?

マイナンバー保険証は、スマホ操作から簡単に手続きできます(※3)。仕事を休んでまで、わざわざ市町村役場に訪問する必要はありません。操作方法も画面をよく読めば簡単にできるため、スキマ時間で登録を済ませましょう。

STEP1:マイナポータルをインストールする

まずは、QRコードを利用して「マイナポータル」に移動します。厚生労働省のホームページに QRコードが用意されているため、認証するアプリを事前に用意しましょう。

手続きする前には、「マイナンバーカード」も併せて取得しなければなりません。もし、作っていなかった場合は市町村役場であらかじめ申請します。

STEP2:利用規約に目を通して同意する

マイナポータルのアプリを起動し、画面中央に出ている「申し込む」ボタンをタップします。つづいて、「マイナポータル利用規約」が表示されるため、ひととおり目を通しておきましょう。

「同意して次へ進む」と書かれたボタンをタップするとアプリの利用登録も完了します。

STEP3:マイナンバー保険証を導入する 

ここまでの手続きが終了したら、暗証番号を入力したあとにマイナンバーカードをスマホにかざします。無事に情報を読み取れば、マイナンバー保険証の申込みの一切が完了です。

スマホ以外でも、セブン銀行のATMから手続きを行えます。必要な書類はマイナンバーカードのみです。何かしらの理由でスマホが使えない場合は、ATMでの手続きも検討しましょう。

マイナンバーカードが保険証になるメリット

マイナンバーカードと保険証を合体させるメリットは、引っ越し後すぐに病院で診断を受けられるだけではありません。ほかにも、我々の日常生活で利便性を向上させる機能がたくさんあります。

顔認証システムで本人確認が行える

マイナンバー保険証のメリットのひとつは、本人確認を「顔認証システム」で行えることです。わざわざ保険証を病院の窓口に提出する必要はありません。また、受付から診察までの流れがスムーズになるのではと期待されています。

確定申告の手間がかからない

マイナンバー保険証を用意すれば、確定申告の手続きにも役立ちます。病院でかかった費用は「医療費控除(※4)」として税負担を軽減する方法のひとつです。ただし、正確に申告するためには領収書などを保管しなければなりません。

マイナンバー保険証を作ることで、これらの書類を提出しなくとも確定申告が可能です。煩雑な手続きを避ける目的にも使えるでしょう。

健康状態をスマホですぐ確認できる

マイナンバー保険証を登録しておけば、自らの健康状態をスマホから確認できます。自分が病院に通った回数や診断内容を管理できれば、日常生活にも上手く生かせるかもしれません。

また、次回の診断日をスマホアプリに保存するシステムも備えられています。健康増進のためにも、マイナンバー保険証を積極的に活用しましょう。

まとめ

マイナンバー保険証は、日常生活における利便性の向上を図るうえで重要な存在です。スキマ時間を使えばいつでも手続きできるため、早めに作っておくことをおすすめします。医療機関と行政、国民全ての負担を軽減する画期的なシステムです。

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