お金をたくさん持っているイメージがある投資家。投資家って何している?

投資家と聞くと多くの方はお金をたくさん持っている人をイメージするのではないでしょうか。

実際、テレビなどのメディアで紹介される投資家の方は一般的な感性とはかけ離れたお金を所有されている方が多いです。

 

日常生活を営む上で、投資家の方と触れ合う経験がある方は多くはないと思います。

実際、投資家の方々が普段どのような活動・生活をされているのか。

投資家になるためにはどのようなことが必要となるのか。

 

今回は、普段関わる機会の少ない投資家についてお話をしていきます。

 

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投資家とは

投資家とは、将来的により大きな利益を得ることを目的として、株式や債券、不動産や通過といった金融資産を取得し保有する人のことです。

 

投資家にはさまざまな役割や種類があります。

役割には大きく2つの種類があります。

市場に資金を供給する

1つは、市場に資金を供給する役割です。

多くの企業は、自己資金のみで設備や人財に投資する資金を用意することが難しいです。

投資家やベンチャーキャピタル、銀行などからの融資といった形で足りない資金を調達します。

 

投資家は資金調達を応援し、お金が回るサイクルを支え経済を活性化させるのです。

適切に資金を分配する

1つは、適切に資金を分配する役割です。

企業の事業内容や成長性を見極める・判断する役割を持つ投資家の存在は、資本市場において資金を適切に分配し、経済を発展させるために非常に重要な役割を果たします。

 

先進的な技術や考えを持ったビジネスの場合、認知度が低いため資金集めが困難で継続が困難となる可能性が高くなり、社会的な損失が大きいです。

 

投資家はこういった事業を見つけ、適切に評価し資金を供給・分配し、発展に貢献し社会全体の発展にも貢献をします。

 

続いて、投資家の種類についてお伝えしていきます。

 

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投資家の種類とは?

投資家には大きく、個人投資家・機関投資家・海外(外国)投資家の3つの種類があります。

1つずつ、順番に概要をお伝えしていきます。

個人投資家

個人投資家とは、名前の通り個人で投資を行っている投資家のことです。

自分自身で所有している個人資産を元手に金融資産を取得していきます。

 

個人投資家は非常に幅広く、年齢層も豊富です。

20~30歳代の人もいれば、60歳以上のシニア層の方もいます。

内容としても、投資のみで生活をしている人もいれば、本業があり副業・兼業といった形で投資をしている方などさまざまです。

機関投資家

機関投資家とは、会社の資産を元手として投資を行う法人の投資家のことです。

一般的には、顧客から預かったお金を元手として大口の取引を行います。

 

機関投資家の中にも複数の種類があり、代表的なものとしては、ヘッジファンド・投資信託会社・保険会社年金基金などがあります。

 

それぞれ、お金を預かる層が異なるためそれぞれの性質に合わせて投資先が異なる点が特徴的です。

海外(外国)投資家

海外(外国)投資家とは、海外に本社を置く法人や海外籍の富裕層などです。

日本と海外では投資に対しての決定基準や考え方が大きく異なるため、海外(外国)投資家の動向は日本の経済市場に重要な影響を与える場合が多いです。

 

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投資家になるためには?

個人投資家になりたいと考えた場合、どのような行動をとるべきか分からず悩む方も少なくないでしょう。

個人投資家になるためには、大きく4つのステップを経る必要があります。

それぞれについて概要をお伝えしていきます。

 

目的と目標を立てる

人間、何かしらの行動を起こす際には目的と目標を立てることが重要です。

目的や目標がない状態で取り組んだ場合、着地点が見えずに挫折してしまう可能性が非常に高くなります。

 

現実・非現実はいったん横に置き、行動を継続できるような目的や目標をまずは設定するようにしましょう。

投資する金額や投資する先を決める

投資の目的や目標が決まったら次は、目的・目標を達成するために必要な投資金額や投資先を分析します。

 

投資金額を決める際のポイントとしては、必ず余剰資金の範囲内で納めることです。

投資はあくまでも余剰資金の範囲内で行い、生活費を投資に回してしまうと日常生活に悪影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。

証券口座を開設する

投資の目標や具体的な戦略・プランが決まれば実際に証券口座を開設します。

現在はインターネットですべての手続きが完了する証券会社も多いため便利です。

インターネット証券の場合は手数料が低く設定されているものも多いため、初期費用を抑えることもできるためおすすめです。

 

ネット証券は種類も多いため、自分の目的やスタイルに合った証券会社を選ぶようにしましょう。

実践し勉強しながら学ぶ

証券口座を開設し、実際に運用を始めれば後は実際に取り組みつつニュースなどにアンテナを張り実践しながら学んでいきましょう。

 

ただし、闇雲に投資をしても稼ぐことは難しいため常にリサーチし、学ぶ姿勢を持ち続けることが重要です。

まとめ

投資家と聞くと、なんとなくお金をたくさん持っているイメージはあるが、実際どのような活動をしているか分からない方も少なくなくないでしょう。

 

今回は投資家の役割や種類、どうすれば投資家になれるのかといった内容についてお話ししました。

 

実際はどのような形であれ、投資をすれば投資家と名乗ることは可能です。

ただ、投資には専門的な知識も必要であり、資産を増やすことは難しいです。

 

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投資を始めたはいいが、どう動いていけばよいか分からないといった方は参考にしてください。

 

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