お寿司好き必見!くら寿司も参加するスマート養殖の市場規模がスゴイ?!

日本人にとってお寿司は食文化のひとつで、イベントや大切な日のメニューとしても定番です。とても高級な食べ物というイメージから、最近は安価で質の高い回転寿司市場も人気。

現在、全国的に展開している「くら寿司」がスマート養殖に取り組むというニュースはとても話題になっていますが、一体どのような魚の供給が可能なのか、お寿司好き必見の情報を詳しくご解説していきましょう。

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漁獲量は減っている?

ニュースでたびたび聞かれる漁獲量が減少しているというお話ですが、お寿司が好きな人にとっては好きなネタが食べられない、値上がりが不安など、とても気になりますよね。

日本の漁獲量は1990年代から減少しているのは確か。その理由としては、地球温暖化や魚を獲りすぎて全体的な量が減っていること。さらに深刻な問題は、漁業従事者の数が減少していることです。

日本の漁獲量の減少原因になっている「マイワシ」の漁獲量の減少は、東日本大震災以降に増加傾向があり、それでも漁獲量は減少中。海洋の自然環境が乱れ、水産資源が守れないことはあらゆる魚の減少につながっているのかもしれません。

 

くら寿司が水産専門会社を設立!

くら寿司は大阪が本社の人気回転寿司チェーン店で、「無添くら寿司」は全国47都道府県全てに店舗を持つ会社。海外では台湾やアメリカでも店舗を展開中で、日本食ブームで好調に売り上げを伸ばしています。

そんなくら寿司が新設立した「KURAおさかなファーム」は、お寿司の食材になる魚類を養殖する会社。オーガニックはまちという国際基準を満たした魚を養殖し、さらにデジタル技術を駆使したスマート養殖も手掛けるようです。

お寿司屋さんにとって魚の安定供給は、会社の利益にもつながることなのでとても重要。くら寿司が設立したこの会社のおかげで、グループ内で魚の生産から販売までダイレクトに行えることがメリットになります。

仲介業者や第三者の存在がなくなれば、安定した供給量となりコスト管理もスムーズに。最終的にもっと安く顧客に美味しいお寿司が届けられれば、全く問題はないのかもしれません。

 

スマート養殖とは何か?

スマート養殖は、ITや人工知能AIを使った養殖魚のモニタリングや給餌機の遠隔操作などの実用化を進めること。日本の国産魚は生産コストがかかるため、寿司業界でも高級ネタとしてと扱われています。

そのため養殖で低コストの魚がもっと増えれば、天然魚や輸入に頼ることもなくなるのです。スマート養殖は自動的に餌を与えるシステムや養殖環境の管理を行う、さらに水中ドローンで沖合養殖の環境管理をすることも可能に。

餌やりもスマート養殖なら無駄をなくし的確なタイミングでできるため、あらゆるロスを減らすことが可能です。スマート養殖は水産業の人手不足を補うメリットもありますので、くら寿司が新会社を設立に立ち上がったことで日本の食文化の未来は明るくなりますね。

 

スマート養殖の将来はどうなるか?

どこで獲った魚でも、安くて美味しいならそれでいいというお寿司ファンは多いでしょう。漁獲量の減少や漁業人口の減少を助けるスマート養殖は、沖合養殖システム市場の売上でみると、2030年に30億円に上り20年の見込みと比較すると15倍に拡大すると期待されています。

2020年に改正された魚漁法により養殖市場への参入が増えている今、スマート養殖は若い水産業人口を増やすよいチャンスになるかもしれません。スマホで自動的に餌やりができるようになると、漁業従事者の労働環境はかなり負担が軽減されるはずです。

 

どこで食べられる?

スマート養殖の市場規模は今後かなり期待されていますが、AIを活用した養殖技術で育った魚はどのような味なのか興味を持ってしまうところです。

新会社を設立したくら寿司は、愛媛県宇和島の養殖業者と契約し、マダイの出荷を2024年から始めると先日発表したばかり。将来的にはくら寿司で提供される養殖マダイの1/3は、スマート養殖にシフトする計画です。

実証実験で生育したマダイを使ったお寿司は、期間限定で3月に店舗で販売。愛媛県産の「くえクイーン」は1貫220円です。クエの魅力をよいとこどりしたハイブリット魚で、くら寿司では初めての提供です。

今後もこのように期間限定で提供することはあるかもしれませんので、お店のサイトやニュースを定期的にチェックしておきましょう。

 

養殖魚と天然魚の違いについて

同じ値段なら間違いなく天然魚を食べたいのが本音。では味的に両者にはどのような違いがあるのでしょうか。養殖魚は人間の手により餌や水温などを調整して育てた魚。

天然魚は自然の中で育っているため、旬の風味や脂のつき方が養殖魚とは違うことが特徴です。しかし必ずしも天然魚のほうがいいとはいえず、栄養価も養殖魚はかなりレベルが高く、育つ環境が確実に把握できる養殖魚のほうが安全性は高いことも魅力。

いつどのような魚を食べるか、また調理方法によっても養殖魚と天然魚は楽しみ方を変えるといいかもしれません。

 

まとめ

スマート養殖の市場規模は、将来的にかなり期待されています。身近に試食ができる回転寿司やスーパーの鮮魚売り場は、これからもよくチェックしていきたいですね。

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