前澤氏がソユーズで宇宙旅行!費用はどれぐらいかかる?!

はじめに
前澤氏が宇宙船ソユーズに乗るためにかかった費用は一体いくらなのか、とても気になるところですよね。アパレル通販ZOZOの創業者である前澤友作氏は現在46歳。

宇宙に行くお話はあちこちで話題になっていますが、前澤氏がソユーズに乗ったことは費用面だけでなく、日本の民間人でISSに滞在することも話題になっています。

何かと人々の興味を集めているこのニュース。今回はお金の事情について詳しくご解説していきましょう。

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一般人にも可能になった宇宙旅行!

前澤氏が乗ったソユーズは費用についてとても気になるところですが、まずは巷が気になっているこの話題について詳しくご説明しましょう。

前澤氏は実業家としてだけでなくミュージシャンとしても活躍する株式会社ZOZOの創業者。2020年のフォーブスでは、長者番付世界ランク1135位、日本では23位を獲得しています。

前澤氏が搭乗したのはロシアの宇宙船「ソユーズ」。日本時間12月8日16時30分に、この宇宙船はカザフスタンから打ち上げられ、無事国際宇宙ステーションのISSに到着。予定は12日間滞在で、アシスタントの平補陽三氏も同行しています。

日本の民間人で宇宙ステーションに滞在するのは初めてのこと。なぜこのような計画になったのか、その経緯は7年前に宇宙旅行の代理店よりオファーがあったからだそうです。

しかし宇宙旅行はまだまだ一般人が気軽に行けるものではなく、特に多額の費用面は夢を実現させるための高いハードルであることは間違いありません。

前澤氏が支払ったソユーズの費用について
アメリカでも俳優や実業家が宇宙旅行を次々と達成していますが、行きたくても普通の人が気軽に宇宙に行けないのは高い費用がかかるため。

前澤氏がソユーズに乗るために費用をいくら払ったのか、はっきりとした金額は公表されていませんが、専門家によると数十億円はかかっているのではないかと想定されています。

今後は費用が下がる傾向があるとはいえ、生涯賃金を使っても足りないほどの金額。バージンアトランティックが宇宙旅行を発表した時は、最初は日本円2000万円くらいであったともいわれています。

現在の宇宙旅行のプライスが高いのは距離が伸びているため。先日Amazonの創業者ジェフ・ベゾス氏が宇宙に行った際は、地上から100キロくらいの位置まで行き、数分間無重力を味わうという体験が実現。

今回の前澤氏のソユーズの費用は宇宙に2週間滞在するため、推定価格はかなり高額になると見られています。

ロシアが外貨を得るための手段に?
前澤氏が乗ったソユーズの費用は誰が恩恵を受けているのか、こんなに多額のお金の行き先はとても気になりますよね。そもそも宇宙ステーションISSに民間人が初めて行ったのは、2001年アメリカの実業家デニス・チトー氏が初めて。

その時は20億円を宇宙旅行代理店のスペースアドベンチャーに支払ったといわれています。とてもコストがかかるアメリカのスペースシャトルが引退してからは、宇宙飛行士が乗れるものがソユーズだけに。

その後アメリカでは有人宇宙船クルードラゴンを開発し、ISSに飛行士を送る手段を確保します。すると困るのはロシア。それまではアメリカ人飛行士を90億円で乗せた収入がなくなってしまうため、ロシアが独占した市場にライバルが増えることに。

そのような状況の中で、ロシアが外貨を得るために民間人をどんどん宇宙旅行で受け入れる姿勢があるともいわれています。一般人にも行ける宇宙。

夢のまた夢ではなくなっていますので、話題性を高めていけば、さらに宇宙旅行のビジネスにチャレンジしたくなる人が増えるかもしれません。

ソユーズの打ち上げにかかる費用とは?

数百万円、もしくは数千万円で宇宙旅行ができる時はいつかやってくるかもしれませんが、今すぐには実現できないようです。その理由としては、ソユーズの打ち上げには膨大な費用がかかるためで、過去に2人のロシア人飛行士と一般人を宇宙ステーションに送り数日間滞在させた時のコスト、カプセルで安全に地球に帰還させる費用まで全て含めて24億円といわれています。

さらに宇宙旅行をするには医学検査、健康健診、さらに訓練など高額な料金がかかりますので、週末に気軽に海外旅行するのとは違ったレベルに。

スペースシャトルの打ち上げは、1回につき500億円というコストがかかるため、仮に宇宙船に10人の搭乗者を乗せても、一人あたり片道25億円請求しないと赤字覚悟になるでしょう。

さらにソユーズのような宇宙船はハイテクで、一度の運行でもさまざまなメンテナンスや償却費用もかかりますので、宇宙旅行をビジネスとして考えた場合に成功のチャンスはまだ少ないかもしれません。

まとめ
前澤氏がソユーズに乗った費用は、一般人には想像もつかないほどの金額。それでも行く価値はあるのか、SF映画に興味がある人や宇宙について詳しい人なら興味を持つのは当然でしょう。

宇宙から地球を眺めた時、きっと人生観が変わるはず。そのコストとして莫大なお金を使えるのは、今現在はごく一部の富裕層だけなのかもしれません。

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