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タイ現地採用で働きながら移住する人が増えている
物価の安さやリタイヤメントビザの取りやすさもあって、タイに移住したいと考える方が増加しています。さらにタイの現地採用として働きながら移住する方も多くなってきています。
礼儀正しく温和な性格であるタイ人の国民性は日本人も馴染みやすく、無理に日本で働きながら生活を送るよりも魅力的と感じる方も少なくないものです。海外に移住して働きながら生活を送ることはあまり現実味がないという方もいるでしょう。
しかしタイの現地採用で働きながら移住する方も増加傾向にあり、それだけ日本人が移住することによっての魅力がある裏返しです。
給料は約20万円ほど
タイの現地採用で働く場合の給料は20万円ほどとそれほど高給なわけではありません。しかし現地のフードコートで食事をした場合は300円ほどで、食費をさらに抑えることができます。光熱費や通信費に関しても日本よりも安いです。
住居費はどの場所を選択するかによって異なるものの、都心部から少し外れていると5万円台で広くてきれいな部屋を選択することができます。交通費も日本と比べると1/3ぐらいの料金です。
給料はそれほど高くなくとも、問題なく生活を送ることができます。給料が高くないと生活を送りにくい日本とはまた異なるものです。特に物件は同じ料金であっても日本よりもワンランク、ツーランクうえの豪華さが目立ちます。
タイ移住にはビザ取得が必要
タイに移住する場合はビザを取得しないといけません。観光であるのなら30日までビザがなくとも滞在ができるものの、それ以上の滞在であるのならビザの取得が必要です。同じものと考えるのは大きな間違いとなります。
タイの現地採用で働くのであれば、企業に申請を出してもらうことが条件となる就労ビザを選択することになるでしょう。注意点となるのは長期滞在であるため、何度も延長申請を出さないといけないことです。
50歳以上であるのなら、リタイアメントビザというロングステイビザが取得が可能です。タイへの移住を考えるのならこれらのビザを取得しないといけないことをしっかり頭に入れて適切な対応をしていきましょう。
タイ移住は年金でも現実的に可能
日本の年金だけでタイへの移住が可能であるかどうかを不安視する方も多いはずです。しかしタイ人の生活費は5万円ほどで、現地の生活に合わせるのであれば日本からの年金だけでも問題なく生活を送ることができます。
タイでは生活レベルを選択できて、月に20万円ほどの収入があれば日本よりも優雅で贅沢な生活を送ることができるでしょう。
タイへの移住は日本の年金だけでも現実的に可能であると判断して問題ありません。いくらタイの物価が高くなりつつあるといっても、日本と比べるとまだ物価は安いです。
タイ移住6つのメリット
日本からタイへ移住先を変えることによってのメリットは大きく5つあります。今現在、タイへの移住を考える方は5つのメリットについて把握したうえで、自分に適しているのかを考えるのがよいでしょう。
タイへの移住でのメリットが多いのであれば、現実的に考えてみるのがおすすめです。日本とはどういった違いを知ることにもつながっていきます。
タイ移住メリット1.物価が安くて住みやすい
タイへの移住の最大のメリットといえるのは物価が安くて住みやすいことです。どの場所を選択するかによって住居費は異なるものの、食費や通信費など日々の生活を送るにあたっての費用は日本よりも抑えることができます。
日本と同程度の収入であってもタイの方が優雅で贅沢な暮らしを送ることができます。物価が安いことによってそれほど収入がなくとも問題なく生活を送れて、今現在の生活費でワンランク上の生活を送ることができるでしょう。
経済成長とともに物価も上昇し続けているタイであるものの、贅沢をしなければ日本からの年金だけでも問題なく生活を送ることができます。日本以外で移住先を考えるにあたり、タイは狙い目の国です。
物価の安さと住みやすさの両方を兼ね備えている国であり、日本からの移住者が多くなるのも頷けるというものです。
タイ移住メリット2.電車があり便利
タイは公共交通機関を利用しての移動に便利です。首都バンコクでは渋滞に悩まされることもあるものの、電車での移動がしやすくて便利な生活を送ることができます。
電車の本数が多くてさらに料金が安く、地元住民も重宝している公共交通機関となります。
さらに路線バスも走っており、GPSが搭載されており、どのバスに乗ればよいかがすぐに分かるサイトもあります。鉄道でカバーしきれない場合はタクシーやトゥクトゥク、ボートを交通手段として利用する方法もないわけではありません。
移動面においての不安を抱く方もいるものの、それほど心配することはありません。多くの方が思っている以上に心配はありません。自家用車を持たずとも問題なく生活を送れるだけの利便性のある国です。
日本からの移住を考えるにあたってのプラス要素のひとつとなるでしょう。
タイ移住メリット3.日本から往復3万円ほどで行ける
日本からタイへのアクセスは良好です。成田空港、羽田空港、福岡空港などの合計8社の直行便で6~7時間が出ており、往復3万円ほどで足を運ぶことができます。タイに移住をするにしても、定期的に日本に帰りたいと考える方もいるでしょう。
日本から往復3万円ほどで行けるのは大きな魅力であり、もしも何かあった場合に日本に帰りたい場合に費用面がネックになることは少ないでしょう。定期的に日本に帰ることを考える方にとって特に魅力的な要素といえるでしょう。
日本のどの場所であっても帰るにあたって問題なく行けるといっても過言ではありません。日本からタイへの移住者が多いのはリーズナブルな価格で行き来をしやすいのもひとつの理由となります。
日本からタイへ良好なアクセスであるため、日本に帰る機会がある場合も問題ありません。
タイ移住メリット4.英語を喋れなくても住める
タイへの移住を考えるにあたって最大のネックといえるのが言語の問題です。しかしこの問題を解決することも可能です。日本人の多いエリアを選択するのが基本となります。日経飲食店チェーンも多数存在しており、決して住みにくい環境ではありません。
日本の食材が購入できるスーパー、デパートもあります。日本語の通じる病院も存在しており、英語を喋れなくとも生活を送ることができます。英語を喋ることができず、日本語だけしか喋れないという方もいるはずです。
しかしタイでは日本人の受け入れ態勢は万全であり、日本語だけでも生活ができる環境が整っています。ほかの国への移住において最も大きな問題である言語の問題もタイなら問題なくクリアできます。
タイへの移住者が多い理由のひとつであるのは間違いなく、日本人街といわれる通りもあるほど日本人が馴染みやすい環境が整っています。
タイ移住メリット5.家賃5万円ほどで住める
タイでは家賃が5万円ほどで生活を送ることができます。日本でも家賃が5万円ほどの賃貸物件を見つけることはそう難しくはないものの、どうしても場所を限定されてしまいます。
家賃が日本と比べるとタイの方が安く、魅力的な要素であるのは間違いないです。タイに移住する理由のひとつとなります。日々の生活を送るにあたっての費用については心配する方も少なくありません。
しかし日本よりも生活費が少なく済むため、収入が仮に少なくなったとしても安心できるものです。家賃は生活を送る以上絶対にかかる費用であり、贅沢な暮らしをしないのであればそれほど苦労することもないでしょう。
タイは経済成長とともに物価も上昇し続けているものの、家賃はそれほど高くはありません。日本にいるよりもワンランク上の生活を送ることができます。
タイ移住メリット6.親日家の人が多い
タイは性格が明るく大らかなで親日家の人が多いので、日本人にとって住みやすい国です。
海外旅行でタイを訪れる日本人も多いため、ウェルカムに受け入れてくれ、優しく接してくれる人が多い印象を受けます。
日本の皇室がタイに訪れ親交を深められたりと、タイ王室と日本皇室が親密な関係を築いていたのでその影響もありそうですね。
また、タイは日本に対して高い技術力を持っていると高く評価しているので、日本製の食品や家電が好まれています。
日本のアニメや文化に興味を持っている人も多いので日本が好きな人が多いです。
タイの繁華街には、日本発のレストランやショップもあり日本製の食品や化粧品なども購入することができるので生活もしやすいのではないかと思います。
タイ移住におすすめの街
タイに移住するにあたっておすすめの街がいくつかあります。バンコクは日本人の働き口も多く、就労ビザを使って滞在したい方にもピッタリです。日本人コミュニティも活発で娯楽も少なくありません。
パタヤは都会の喧騒から離れてビーチ沿いで流れるような時間を送ることができて、月に20万円ほどの収入があれば娯楽も楽しみながら余裕のある生活を送ることができます。
生活費が少なく済むチェンマイは日本人も多く住んでいる落ち着きのある地方都市です。日本語通訳者が常駐している病院や日本料理屋も少なくありません。日本語だけしか喋れないにしても、あまり不便を感じることもないでしょう。
タイへの移住を考えるのならこれらの街を選択するのがおすすめです。
タイ移住では詐欺に注意!
タイへの移住での注意点としては詐欺です。言葉巧みに詐欺を仕掛けてくる日本人も一定数いるのが事実です。寸借詐欺から新規事業を持ちかけてくるといった詐欺までその内容はさまざまです。
同じ日本人が困っているからといった理由で騙されてしまう方も少なくありません。異国の地であるからこそ、警戒心を持って接するのが望ましいです。詐欺を働くのはタイ人ではなく、日本人であることも多いです。
詐欺について注意していたとしても、内容について幅が広いからこそ、詐欺に気付かないというケースも少なくありません。一定の警戒をしておけばそれほど注意することはないものの、詐欺の被害に遭う可能性があることを覚えておいた方がよいでしょう。
日本にいるときよりも対応するのが難しくなるのも事実です。
英語が通じなくてコミュニケーションがとれないことも
タイへの移住で絶対に英語が必要というわけではないものの、英語が通じずにコミュニケーションが取れないこともあります。バンコクの都市部では日本語だけでも問題ないものの、都心から外れると英語が通じないことも少なくありません。
日本人街から一切出ないのなら問題ないものの、地方へ出向くことがあるのなら英語が必要な場合もあることをしっかり覚えておきましょう。状況において何が必要であるのかをしっかり判断しての対応をしないといけません。
英語が必要な場面に遭遇するかどうかをしっかり判断していきましょう。