コンビニでの現金払いをストップ!いつまでも現金にこだわらないほうがいい理由

はじめに

コンビニは現金払いで買い物する人も多いはずですが、わずか数百円のドリンクやスナックでも、実は現金払いしないほうがお得なこともあるのです。
そこで今回はコンビニユーザーの方に向けて、現金払いをしないほうがよい理由について詳しくご説明しますので、次回お買い物する時は少しだけ意識してみましょう。

コンビニ各社の売り上げが前年割れでも、セブンイレブンが独り勝ちなわけ。詳しくはこちら。

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なぜコンビニチェーンはドミナント戦略を採用するのか?問題点は?こちらからチェック。

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現金払いがやめられない理由とは?


コンビニで現金払いをする人は全体の8割ほどといわれていますが、最近よく聞かれる「キャッシュレス決済」は、現金主義の人が未だにポリシーを貫き、なかなか普及しない一面もあるようです。

なぜ現金払いにこだわる人が多いのかというと、現金のほうがお金の管理がしやすく浪費を回避できるという意見が圧倒的に多くなっています。
クレジットカードなどのキャッシュレスは、請求書がくるまでお金を使った感覚がないですよね。また現金払いにこだわる人は、カードやお財布ケータイなどのセキュリティに不安があるため。

家計簿アプリとクレジットカードを連動させている人もいますが、機能的に便利になるにつれ、個人情報の管理も難しくなってきます。さらに最近は、現金を使うことがカッコいいと感じる人も増えている様子。

キャッシュレスだとお金がないようにも見られ、現金をさっとお財布から取り出す姿が「粋」な行動になっているようですね。

現金はATM手数料で損する?

コンビニで現金払いするよりもキャッシュレス決済したほうがお得なのは、現金を確保するためのコストがかかるため。たとえばコンビニ提携のATMから現金を引き出す場合の手数料は平日で110円、それ以外は220円ほどかかります。

週に1回ATMにアクセス(平日・休日)して預金を引き出すと、ひと月で660円ほど手数料がかかることに。年間ではなんと7,920円。8000円近く現金を手にするためだけにお金がかかっているのです。

コンビニ内のATMだけでなく、銀行のATMも利用時間帯や曜日によっては割高になる場合もありますので、お近くにご利用金融機関がないとどうしてもコンビニでお金をおろすということになります。

手数料は取引金融機関を見直せば多少は節約が可能ですが、100円前後の手数料なのであまり負担に思わずATMを使う人は多いでしょう。しかし回数が重なれば「チリも積もれば…」で、現金払いにこだわる意味を考えるきっかけになるはずです。

キャッシュレスはポイントが魅力!

コンビニでの現金払いは少額の買い物なので、あまり意識したことがない人も多いはずですが、最近はキャッシュレスに対応するお店は増えていますし、お財布から現金を数える手間を考えると、スマホでタッチしてさっと会計したほうが長いレジの行列を作らず安心です。

さらにキャッシュレス決済は、決済ごとにマイレージやポイント付与されるため、お金を使うごとにメリットがあることが魅力。ポイント還元はコンビニだけでなく家賃、光熱費、スマホ代など、クレジットカード払いにするとポイント付与されるため、現金にはない魅力に。

一例を挙げますと、20代後半の独身女性の場合、1か月の生活費や家賃などほぼ全てをキャッシュレス決済にすると、年間で25,000円ほどお得になるという試算もあります。

ご利用のカードや決済方法によって還元率は異なりますが、コンビニで現金払いを続ける以上、このような特典は得られないのです。

コンビニに強いクレジットカードがお得!


お財布の中にクレジットカードがあるのに、あえて現金払いする人も多いですよね。とくにコンビニの現金払いは少額決済なので、カード払いは抵抗があるという人も。

しかしコンビニのヘビーユーザーなら、コンビニ系のクレジットカードがあるととても暮らしやすくなります。対象のコンビニで買い物をするとポイント還元されるという仕組みになっていますが、還元率は1.0~2.0%と高く設定されていますので、もし毎日250円ほどコンビニで買い物する人なら還元率2.0%の場合、年間で1800円ほどお得になる計算。

ファミマ、セブンイレブンなどは10,000円未満の少額決済ならサインと暗証番号の入力が不要で決済もスムーズ。それぞれのクレジットカードごとに相性のよいコンビニがありますので、生活圏内でよく利用するお店に合わせてクレジットカードを作ることも方法ですね。

電子マネーはクレカがない人も使える!

コンビニは現金払いを減らしキャッシュレス決済を積極的に進めていますが、決済方法の中でも「電子マネー」はスピーディに会計ができることや、事前にチャージ、もしくは後払い方式など支払い方法が選べる魅力もあります。

電子マネーは大手コンビニも多種類利用可能で、利用金額ごとにポイント還元されています。クレジットカードがなくても電子マネーで決済できますので、とても柔軟性があることが魅力ですね。

まとめ

コンビニの現金払いは、様々な支払い方がある中でも一番簡単な方法に見えるもの。しかし実はキャッシュレス決済のほうが小銭を数える手間はなく、しかも少額でポイントがもらえる点は賢くお金を使うためのコツになりそうですね。

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