ホワイト企業ランキング1位の小柳建設ってどんな会社?

厚生労働省「安全衛生優良企業育成事業」の委託事業者の経験を持つ「安全衛生優良企業マーク推進機構(SHEM)」は、2023年6月に「ホワイト企業ランキングTOP100」を更新しました。

 

このランキングで栄えある1位にランクインしたのは、新潟県の三条市に本社を構える小柳建設です。

とはいえ、小柳建設がどのような企業なのかご存じでない方は多いのではないでしょうか。

 

この記事では、2023年6月に発表されたホワイト企業ランキングトップ100に選ばれた小柳建設について解説していきます。

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小柳建設の概要とビジネス領域

小柳建設の概要とビジネス領域について解説していきます。

 

小柳建設の概要

小柳建設は新潟県三条市に本社を構え、1945年(昭和20年)11月に創業し2023年時点で創立78年を迎える歴史の長い企業です。

三条市にある本社以外にも県内に4つのオフィスを構えています。

現在小柳建設の代表取締役を務めている小柳卓蔵氏は小柳建設の3代目社長になります。

 

資本金は1億円で、決算月は毎年5月で2022年5月期決算の売上高は60億円でした。(※2.)

従業員数は2023年の4月時点で223名となっています。(※2.)

社員の平均年齢は47.69歳(2023年4月時点)で、平均勤続年数は11.12年(2023年4月時点)です。(※2.)

 

小柳建設のビジネス領域

小柳建設の事業内容・ビジネス領域は以下の通りです。

 

  1. 建設工事の請負、企画、設計、監理およびコンサルティング業務
  2. 不動産の販売、交換、賃貸、仲介およびその管理ならびにコンサルティング業務
  3. 住宅の建設および販売ならびに土地の造成および販売
  4. 地域開発、都市開発、環境整備等の事業ならびにこれらに関する請負、企画、設計、監理およびコンサルティング業務
  5. 公共施設の管理、運営業務
  6. 遺跡・文化財の調査、測量、整理作業、報告書作成、保存活用、支援業務並びにコンサルティング業務
  7. 自然エネルギー等による発電事業およびその運営・管理ならびに電気の供給、販売等に関する業務
  8. 機器、機械装置の製造、加工、卸、販売、賃貸
  9. 警備業法で定義される警備業
  10. 前各号に付帯する一切の業務

 

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 小柳建設の歴史と成長の軌跡 

小柳建設の沿革や成長の軌跡を解説していきます。

 

小柳建設の沿革と成長の軌跡

 

年代 沿革
1945年11月 初代創業者 小柳肇氏により小柳建設が創業される
1989年1月 小柳直太朗氏が代表取締役に就任

小柳肇氏は代表取締役会長へ

1993年11月 新潟労働基準局長より ゆとり創造賞を授与される
2009年8月 ハッピーパートナー企業(新潟県男女共同参画推進企業)に認定される
2010年10月 新潟労働局長賞を受賞 対象項目は女性労働者の能力発揮推進
2011年9月 国土交通省土地・建設産業局長顕彰を受賞 対象項目は労働生産性の向上と福利厚生の改善等に尽力した点
2014年6月 小柳直太朗氏が代表取締役会長へ

小柳卓蔵氏が代表取締役社長へ就任

2015年6月 創業70周年の決起大会を開催
2017年4月 日本マイクロソフト社との共同プロジェクト「Holostruction」を発表
2019年6月 小柳直太朗氏が名誉会長へ就任
2020年8月

   10月

   12月

新潟労働局長より 令和2年度くるみん認定を受ける

経済産業省より 地域未来牽引企業に認定される

「Holostruction」の国内特許を取得する

2021年3月 「Holostruction」の国際特許を取得 

経済産業省より 健康経営優良法人2021に認定される

新潟県より 子育て応援プラスへ認定される

2022年3月

   10月

   11月

経済産業省より 健康経営優良法人2022に認定される

女性活躍推進法のえるぼしに新潟県内の建設業で初の認定を受ける

新潟労働局長より 建設業で初のプラチナくるみんの認定を受ける

一般財団法人日本次世代企業普及機構よりホワイト企業の認定を受ける

厚生労働省のユースエールの認定を受ける

2023年3月 経済産業省より 健康経営優良法人2023(ブライト500)の認定を受ける

    

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小柳建設の将来展望と目標

小柳建設は、「働く人たちを楽にしたい」という最先端技術で建設業界の新たな扉を開くことを目標に掲げ、マイクロソフト社と共同開発した「Holostruction」を活用した建設DXに注力しています。

 

これまで各人の頭の中でイメージし共有していたことを、遠隔地にいる複数人が同時にイメージを可視化・共有化し理解度を向上させ生産性の向上へとつなげています。

この技術は、国土交通省のPRISMでも採択されており非常に注目度が高いです。

 

そのほか、フルクラウド化やMicrosoft365の導入によりいつでもどこでも働ける環境や、現場の状況を共有できるアプリケーションAll-sighteの自社開発など建設業界で働く方々の労働環境の向上を目指し、日々進化を続けています。

http://research-online.jp/all/economy/17503/

http://research-online.jp/all/economy/17370/

http://research-online.jp/all/economy/17265/

 まとめ

厚生労働省「安全衛生優良企業育成事業」の委託事業者の経験を持つ「安全衛生優良企業マーク推進機構(SHEM)」が選ぶ、ホワイト企業トップ100で堂々の1位を獲得した小柳建設について解説しました。

 

建設業で働く方々の労働環境を楽にすることをミッションに日々進化を遂げています。

建設業DXという新しい試みを取り入れ、建設業DXといえば小柳建設と言われるほどの知名度を獲得している注目の企業です。

 

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