【初心者向け】FX（外国為替証拠金取引）の始め方を簡単解説

2023年3月31日 2024年3月5日 6分52秒

FXとは、通貨の為替相場を予想して売買をおこなう金融商品です。本記事を読んでいる方の中には、FXを売買して利益を獲得したいと考える方も多いでしょう。

しかし、FXは仕組みが難しいことから中々始められずにいる場合もあるかもしれません。そこで今回は、FXの始め方を解説します。FXを始めることに悩んでいる方は、本記事を参考にしてください。

この記事の目次

FXとは

FXとは外国為替証拠金取引と呼ばれる金融派生商品で、通貨価格の変動差で利益を得ます。例えば、1ドルが100円になった場合に1,000円をドルに交換すれば、10ドルが手に入れられます。

その後、1ドルが200円になったタイミングで手元にある10ドルを2,000円に交換できるため、実質1,000円を得したことになるのです。

逆に1ドルが50円に下がった場合に手元の10ドルを交換すれば500円と換金できるので、実質500円損したことになります。

本記事では例として円とドルを紹介しましたが、円とドル以外にもユーロやドル、ポンドと円などさまざまな組み合わせで換金することが可能です。

FXを始める際は、基本的に下記の手順でおこないましょう。

FXを始めようと考えている方は、ここで解説した内容を参考にしてください。

FXを始める際は、まずFX会社を決める必要があります。FX会社を決める際は、下記の3つのポイントに着目するとよいでしょう。

例えば、最小取引単位の値が小さいFX会社を選べば、小額からでもFXを始められるため、損する金額が少なく始められます。

また、取り扱い通貨ペアでは20ペアほど取り扱っている会社を選ぶとよいでしょう。取り扱い通貨ペアは多いほど取引のチャンスが生まれるものの、多すぎたら確認しきれない場合もあります。

そのため、取り扱い通貨ペアでは多すぎず少なすぎない20ペアを取り扱っている会社を選ぶとよいです。

さらに、取引ツールは機能性が優れたものでなければ、取引する際にストレスが溜まりかねません。それぞれのFX会社の取引ツールの機能性を確認し、自身が使用しやすいと思うものを選択しましょう。

使用するFX会社を決めたら、FX口座を開設して証拠金を入金する必要があります。証拠金とは、FXの投資資金のことです。FX用の口座は、満20歳以上で日本在住の方であれば誰でも開設できるので、安心してください。

FX口座の開設と証拠金の入金を終えたら、取引する通貨ペアを決めることが大切です。FXでの主要な通貨ペアは、以下の3つです。

上記の通貨ペアは、流通量が多く値動きが比較的安定しています。FX取引する通貨ペア選びに悩んだら、上記のいずれかを選ぶとよいでしょう。

取引する通貨ペアを決めたら、取引を始めましょう。取引をする際の基本的な注文方法は、以下の表の3つです。

成行注文	取引したいタイミングで時価を決定する注文方法
指値注文	希望の売買レートを指定して安くなったら買って高くなったら売る方法
逆指値注文	希望の売買レートで高くなったら買って安くなったら売る方法