【初心者向け】株式投資の始め方を簡単解説

「投資」と聞いて真っ先にイメージするのは「株」ではないでしょうか?株式投資は金融商品の代表ともいえるものです。「有名企業の株主になれる」「経済が理解できるような気がして楽しそう」といった理由から興味を抱く方も多いでしょう。

 

しかし、いざ始めたいと思っても「どのように始めたらよいかわからない」「注意すべき点を知らない」方も多いのではないでしょうか。株式投資は、すぐに始められますが勉強も必要です。

 

この記事では株式投資の始め方と株式投資で注意したい点について紹介します。これから株式投資を始めたいと感じている方は、投資を楽しく有意義なものにするためにぜひ参考にしてください。

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株式投資の始め方

 

株式投資を始めるにはいくつかの手続きが必要ですが、面倒なものではないためとても簡単に始められます。手順は以下のとおりです。

  1. 証券口座を開設する
  2. 株式を購入する
  3. 株式を保有または売却する

証券口座を開設する

株式投資を行うには、通常の銀行口座ではなく証券会社の口座が必要です。実店舗のある証券会社も多いですが、近年人気を高めているのはネット証券です。ネット証券であれば手続きがすぐ終わるうえ、株式購入時の手数料が安いため、費用をかけずに投資を楽しめます。

 

口座開設時には、マイナンバーカードまたは通知カードと、本人確認書類が必要です。本人確認はWeb上でできますが、苦手な方は必要書類の写しを郵送で送ることもできます。

 

口座開設には審査がありますが、暴力団・反社会勢力でない限り落ちることは少ないです。一方、金融・保険会社に勤める人は審査に落ちやすい傾向があるため、注意が必要です。

 

(※1)

 

株式を購入する

口座を開設できたら、実際に株式を購入してみましょう。ネット証券の場合で説明をしていきます。

 

まずは証券口座に現金を入れましょう。ネット銀行などを利用すれば、すぐに資金移動できます。

 

証券口座にお金を入れたら、ログインして、トップページを表示しましょう。続いて、国内株式の項目を開きます。

 

国内株式は銘柄名または銘柄コードで検索します。気になる企業の名称やコードを入力して検索すれば、該当の株式がヒットするでしょう。

 

気になる銘柄を見つけられたら、「現物買」をタップまたはクリックして、購入手続きに入ります。

 

そうすると、購入株数や購入方法を決める画面に移動します。購入できる株数は100株からが多いですが、単元未満株を取り扱っている証券会社であれば1株から購入可能です。

 

なお、指値・成行は株式の購入方法を指します。それぞれの定義は以下のとおりです。

 

  • 指値:希望する価格を決めて購入発注すること。(500円で100株購入する、など)
  • 成行:値段を設定せず、注文確定時の市場の値段で購入発注すること。

 

入力が完了したら、注文確認画面へ移ります。問題なければ注文を確定し、取引を終えましょう。これで株式を購入できます。

 

株式を保有または売却する

株式を購入できたら、株主デビューの達成です。ここからはさまざまな投資方法を楽しめます。具体的には以下のような方法があります。

 

  • 株式を保有し、分配金を受け取る
  • 株式を保有し、株主優待を受ける
  • 株式を売却し、購入時との差益を得る

 

株式を持ち続けることで、株主還元として分配金や優待を受けられます。保有している間は価格が変動するため、急落・急騰がないかをチェックする習慣をつけましょう。

 

売却して利益を得るのは、最もメジャーな投資手法です。購入時よりも高い価格の時に売却注文をすれば、利益を得られます。タイミングがよければ大きな利益を獲得できますが、株式の市場価格は常に変動しているため、チャンスを逃さず売却をしていきましょう。

 

これらを繰り返すのが株式投資の主な流れです。口座開設後は実際に購入してみて値動きなどを理解していくとよいです。

 

(※2)

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注意すること

株式投資は「投資の原理がわかる」「経済の勉強になる」と有意義なことが非常に多いですが、注意点もいくつか存在します。株式投資では、以下の2点に注意が必要です。

 

  • 元本保証はない
  • 一喜一憂しない

 

元本保証はない

株式は価格変動のある商品です。そのため購入元本の保証は一切できません。株式を購入した企業が何らかの不祥事を起こせば、株価は暴落します。万が一倒産となってしまえば、ただの紙切れになってしまいます。

 

もちろん、お金が確実に減る保証はありませんし、増える保証もありません。株式を購入する際は「倒産するリスクは少ないか」「今後業績が伸びそうな企業か」をチェックしながら銘柄を選ぶとよいでしょう。

 

(※3)

一喜一憂しない

株式市場は、経済情勢や経済業界トップの発言などで常に動くものです。ある日突然大きく価格が上がるときもあれば、下がるときもあります。そのたびに一喜一憂していては、日常生活にもストレスを及ぼしかねません。

 

株式は値動きするものということを理解しておけば、急な値動きにも動揺せず地道に投資を続けられます。あまりのめり込みすぎないよう、価格を確認するタイミングは毎日1回程度にすると、安定した投資ができるでしょう。

まとめ

ここまで、株式投資の始め方や投資での注意点について解説しました。株式投資は投資の中でも非常にメジャーで、取引の楽しさを味わえたり所有欲を満たせたりと豊富なメリットがあります。少ない株数から取引できる証券会社も増えているので、株式投資が気になっている方はぜひ始めてみてください。

 

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