なんとなく「貯金しなくては」と考えていませんか?将来のために、貯金し資産形成することは大切です。しかしなんとなく貯金をはじめても、目標額に到達するのは難しいかもしれません。
実際に貯金している人がどのくらいいて、いくら貯めているのか?また忙しくてもできる方法や確実に効果のある節約術3つについてご紹介します。
資産形成はいつから始めるべき?3つのおすすめなタイミングはこれ!こちらから。
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この記事の目次
みんなどのくらいの貯金や資産がある?
LINEリサーチの調査(※1)によると、20代で貯金をしている人は8割、多くの人が貯金しています。実際に貯めている貯金額はもっとも多いのが50万円未満の40%、次いで100〜300万円未満の人が23%となっています。
- 50万円未満が40%
- 50~100万未満が18%
- 100~300万円未満が23%
- 300~500万円未満が8%
- 500~1000万円未満が4%
- 1000万円以上が2%
- 貯金しているが金額がわからないが5%
資産を増やしたいと考えている人はどのくらいいる?
資産を増やしたいと考えている人は、全体のうちの約90%にのぼります。また20〜69歳の女性に対しておこなったアンケートによると、資産運用や投資をしている人が、全体の20%以上いることがわかっています。
リサーチの結果から見ても、大勢の女子が貯金や資産運用に関心を持っていることがうかがえますね。
資産形成は貯金だけじゃない!お金を貯める方法
お金を貯めたいと思ったら、最初に自分がどんなものにお金を使っているのかを先に調べてみましょう。お金の行き先を知って貯金に回せる額がどのくらいあるのかを把握するためにも、家計管理は大切です。
お金を貯める前に家計の把握をしよう
家計の把握をするために、まずは1か月分のお金の支出を調べてみます。
- 毎月の支出を把握する
- 家計簿をつける
- 目標貯金額を決める
- 先取り貯金をする
毎月の支出を把握する方法として有効なのが「家計簿」です。市販されている家計簿やスマートフォンの家計簿アプリを利用するのも良いですね。1か月家計簿をつけてみて、必要な部分と節約できる支出が割り出せたら目標額を設定しましょう。方法としては先取り貯金が無理なく貯められておすすめです。
ある程度資金が貯まり、貯金以外の方法も知りたいと考えはじめたら、国の制度の積立NISAを活用した投資信託がおすすめです。
資産運用として投資信託をする
投資信託とは、プロが選んだ株や債券などの金融商品をセットにして販売しているものです。一つ選んで購入するだけで複数への投資が完了します。またNISAという国の制度を利用すれば、利息から差し引かれる20.315%の税金が免除になりお得です。
インターネット経由の証券会社を利用すれば、投資信託を購入するときに必要となる手数料もかなり安く抑えられます。口座から毎月自動引き落としになるよう設定しておけば、積立貯金するように気軽に投資ができますよ。
投資する場合の注意点
ひとつ注意するべき点は、投資信託は貯金とは違い「元本が保証されていない投資商品」だという点です。情勢によっては「10万円で投資したものが半分の5万円になってしまった」ということもおきるため、選ぶのには注意が必要です。
資産形成に効果的な節約術3選
お金を増やすには、出費を減らすことがもっとも簡単で効果が高いといわれています。収入を増やすよりも、無駄使いしているところを見直していけば貯金できる金額は確実に増やせますね。
とくに効果の大きい家賃やスマートフォンなどの通信費、生命保険の3つを見直してみましょう。
家賃の見直し
賃貸物件は安いところに住み替えるほかに、契約更新時に家賃を下げてもらうように交渉してみるのも良いでしょう。周辺にある同じくらいの物件の家賃を調べてみて、他よりも高ければ交渉してみる余地があります。
携帯通信料の見直し
2022年4月よりドコモ・au・ソフトバンクでの解約金がかからなくなりました。一部のプランではまだ解約金が必要なものもありますが、以前よりも格安SIMへ切り替えの検討が気軽にしやすくなりました。まだキャリアで契約されている人は、のりかえを検討してみるといいでしょう。
生命保険料の見直し
勧められるままに生命保険に入ってしまったという人は、見直しをしてみましょう。独身の場合には、大きな死亡保障が付いたものよりも、入院に備えた入院保険など必要最低限で入るようにしておけば安心です。内容が難しくてわからない場合には、複数の会社の保険商品を扱っている窓口へ相談してみると良いでしょう。
資産形成してなにをしたい?
あなたがお金を貯めたい理由はなんのためでしょうか?貯金をするメリットについて考えてみました。
- 病気や万が一の出費へ備えて安心
- ゆとりができて落ち着いて生活できる
貯金があれば、突然起きる出費にも落ち着いて対応できます。病気やケガはいつ起きるのかわかりませんし、入院すれば医療費の負担が大きくなります。
また冠婚葬祭で、大きな出費が必要になる機会もあるでしょう。とくに同じ年頃の友人が結婚ラッシュで、たび重なるご祝儀に痛い思いをした経験談を聞くこともあります。
貯金をしていないと生活が苦しくなるかも
貯金がないと急な出費に対応できず、借金をしてしまうかもしれません。返済がかさんで生活が苦しくなることも考えられます。そんなときも充分な貯金があれば、ゆとりをもって対応できます。
資産形成は楽しんでおこなってみよう
最近ではFIREという経済的自立を獲得し、早期リタイアを実現して人生を楽しむ人が増えています。タレントの厚切りジェイソンさんもその一人ですね。またSNSで投資や節約に関する情報発信をする人もいます。フォローして情報を集め、同じ目標に向かって頑張る励みにしてみると良いですね。
FIRE(ファイア)という生き方を実現するには?早期リタイアの方法。こちらから。
http://research-online.jp/economy/1435/
まとめ
貯金をする前に、目標金額を算出するための家計管理の見直しは必ずしましょう。家計管理をして支出額を把握しておけば節約するべきポイントも見えてきます。
貯金は無理せず続けることが何よりも大切です。貯める目的を決めて目標額まで楽しく続けていきましょう。