お金持ちになりたい!年収はいくら?豊かになる最短の道や方程式
Businesswoman holding and stacking coins while calculating money on the table

どうしてもお金持ちになりたい!


お金持ちになりたいというのは、人の自然な希望です。しかし、お金持ちって、どういう人のことをいうのでしょう。お金持ちの定義や実態、お金持ちになる方法、お金持ちの考え方などをみていきましょう。
 

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お金持ちはどのくらい稼ぐ?

お金持ちの定義とは何でしょうか。
よく聞かれる基準は「年収1000万円以上」です。しかし、実際に年収1000万円を得ている人々からは「全然余裕がない」という声が聞かれます。
まず差し引かれる税金が高いです。累進課税制度といって、収入が高い人ほど高い税金が課せられるからです。さらに、保険料も収入に応じて計算されるので多く引かれます。扶養家族がいれば扶養控除が受けられますが、子供がいればその分教育費がかさみます。住んでいる自治体の子育て支援なども、収入制限にかかってしまって受けられない事が多いです。年齢や家族構成によって異なりますが、年収1000万円でも、手取りはだいたい750万円くらいになってしまうのです。
そのため、本当のお金持ちは、よく言われる年収1000万以上ではなく、年収2,000万円以上の人を指すとも言われます。
とはいえ、年収1000万円以上の人はそうそういないようです。
 

年収1000万円の人はどれくらいいるの?

国税庁の民間給与実態統計調査によれば、年収1,000万円~1500万円の人は、約180万人、全体の3.6%となっています。調査の対象は、平成30年12月31日現在の源泉徴収義務者(民間の事業所に限る)に勤務している給与所得者(所得税の納税の有無を問わない)です。性別では、男性は約165万人、5.6%、女性は約15万人、0.8%となっています。こうしてみると少数派という印象ですね。
年収1,000万円~1500万円の人の平均年齢は51.2歳、平均勤続年数は21.6年でした。やはり長く勤めてある程度の年齢になって、到達する人が多いようです。
 

お金について学ぶことがお金持ちになる最も早い方法

お金持ちになりたいならば、お金について学ぶことが大切です。給与の高い仕事につけばお金持ちになれるのかといえば、そう単純なものでもありません。
お金について学ぶとき、押さえておきたいのは「資産」と「負債」です。資産とは現
金や預貯金と、お金に換金できる財産の事をいいます。一方、負債は借金など、マイナスの財産のことです。
資産というと、お金以外に家や車を思い浮かべるかもしれません。確かに、会計上は建物や車両は資産になります。しかし、それらを新たに購入すれば、たいていローンを組むことになります。ローン=借金ですから、負債が増えてしまうのです。マイホームを購入すれば、固定資産税がかかりますし、車には車両税や保険料、車検代と、持っているだけで支出が増えていきます。持っているとお金がかかってしまうものは負債、と考えましょう。
一方、同じ不動産でも、ほかの人に貸して家賃収入などを得られれば、それは資産になります。働かなくても、自動的にお金が入ってくるわけです。この「資産」を増やしていくことが、お金持ちになるために必要なことです。
もうひとつ、押さえておきたいのは「消費」と「投資」の違いです。消費とは、人間生活を維持,向上させるため、あるいは人間の欲望を満たすために物財を費やす行為。具体的には、税金や食費、家賃、医療費、交通費など、生活するうえで必要不可欠な出費も含まれます。趣味・娯楽費のように、楽しみやストレス解消などにはなるものの、使い過ぎれば浪費と言われてしまうものも。お金という点では、使うばかりで何も残らないことです。
どんなに収入が増えても、消費が多すぎては一向にお金持ちにはなれません。
一方投資とは、手元にあるお金を将来的に増やすために使うことです。利益を生み出してくれるもの、つまり本当の資産を手に入れるために、お金を使うのです。
たとえば、アパートやマンションを人に貸して、家賃収入を得ます。最初に購入する際、借金をしても、家賃収入で返済をして、残ったお金を利益と考えます。売却を目的として不動産を購入するのも投資です。購入した額よりも高く売れれば、差額分が利益になります。
株やFX(外国為替取引)も同じであり、投じたお金よりも多くのお金を回収することで利益を上げています。
貯金しているだけではお金が増えないことは、今や誰もが知っていることかと思いますが、お金持ちは、必ず投資をしています
投資にはお金だけでなく、時間も使います。お金について学ぶために本を読んだり、セミナーに参加したりして知識を高める必要があります。「時間がない」という人がいますが、お金だけでなく、自分の時間の使い方を見直してみましょう。ぼーっとテレビを見ていたり、SNSをしている時間をお金について学ぶ時間に変えるのです。
ただ、いきなり借金をして不動産を買ったり株を購入したりするのもおすすめできません。まずは消費していたお金を見直して、少しずつ資産を得るために使うことから始めましょう。
 

お金持ちは論理的思考を持っている


お金持ちになるには、お金持ちの人がやっていることや、考え方を知り、真似してみるのも手です。お金持ちの人の考え方には、どんな特徴があるのでしょうか。
まず、論理的な思考ができる、ということがあげられます。
たくさん収入を得ても、その分消費ばかりが増えてしまってはお金持ちにはなれません。欲望や見栄に負けず、これはお金を産まない、お金を減らすだけのものだ、と冷静に考えられる人が、無駄な消費を減らして資産を増やし、お金持ちになっていきます。
家計簿をつけてお金の使い方をチェックする、大きな出費に備えて計画的にお金を貯めるといったこと、はすでにできている人も多いでしょう。あとはせっかく無駄を省いてためたお金をどうするか、理論的に考えて実行できるかということです。投資なんてこわい、といった感覚的な考えでなく、ただ貯金していても増えないなら、できるだけリスクをおさえて、あるいは分散しながら、大きな効果を得られるにはどうしたらいいか、という風に理論的に考えることで成功しているのです。
 

お金持ちは周囲に左右されない

お金持ちは周囲に左右されず、マイペースで行動できる人が多いといいます。
例えば、特に行く必要のない飲み会に、誘われて何となく行ってしまう、ということはお金持ちにはありません。普通の人は「付き合いが悪いと思われるかな?」「とりあえず顔出した方がイイかな?」などとは考えてしまいがちですが、お金持ちは「時間やお金のムダづかい」と考えます。そのお金と時間をスキルアップなど、それが収入アップにつなげることを考えるのです。
流行のファッションを追いかけたり、ブランド品を買いあさったりもしません。海外の富裕層と呼ばれる人たちは、普段はかなりカジュアルな服装をしていて驚くことがあります。
お金持ちは周囲に左右されず、常に自分に本当に必要なことにお金と時間を使います。その結果、無駄な消費をせず財産も増え、本当の意味でお金持ちになれるのです。
金持ちになる方程式は「(収入-支出)+(資産×運用利回り)」
「金持ちになるための方程式」というものがあるそうです。それは、
(収入-支出)+(資産×運用利回り)
この方程式からいくと、お金持ちになるには、
(1)収入を増やす
(2)支出を減らす
(3)運用利回りを上げる
この3つを地道に実践していく必要があります。
収入が多くても支出(消費・浪費)が多くてはお金持ちになれないことについては、すでに触れました。
では、運用利回りを上げるにはどうしたらよいのでしょうか。
運用利回りとは、投資金額に対する年単位の収益の割合のことです。利回りが大きければ資産はそれだけ大きくなります。
例えば、年利5%の金融商品を100万円分購入し、5年後に105万で売却したとします。
利率 (年利率)とは、購入した金融商品の額面金額に対し、毎年受け取る利子の割合のことです。
売却金額105万円‐購入金額100万円=5万円の利益
額面金額100万円×年利率5%×5年=25万円 5年間の利子は25万円
5年間の利益は合わせて30万円 1年あたりの利益は30万円÷5=6万円
6万円÷100万円=利回りは6%となります。(実際の計算にはここから差し引かれる税金を考慮する必要があります)
年利率が高ければ、利子もその分高くなります。また、年利には単利と複利があります。単利は元本のみに利子が付きます。
上記の例の場合、単利だと毎年利子は5万円で変わりません。
一方、複利は購入した元本+利子に利子がつきます。1年間でついた利子が次の1年間の元本に加えられます。この利子が足された元本が、2年目の元本となって、利子が計算されるのです。2年目の元本は105万円となり、2年目の利子は105万円×5%=5万2500円となります。1年目の利息より2500円増えていますね。こうして1年目より2年目、2年目より3年目と利子の額が増えていき、5年間の利子は27万6281円となります。
つまり、年利が高く、複利の金融商品を購入できれば、利回りが高くなるということです。利回りの高い商品を見つけられるよう、情報収集に努めましょう。

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