銀行口座は複数持とう!3つの口座がオススメな理由について

はじめに

皆さん、銀行口座をいくつ開設されていますか?1つだけでしょうか?
 
給料の振り込み、公共料金やクレジットカードの引き落としなど、銀行口座を使う機会は沢山ありますよね。貯金をするにも大量の現金をご自宅で管理するのは難しいですし、自分の銀行口座を1つは持っている、という方がほとんどだと思います。
しかし、2つ以上の銀行口座を開設する必要性を感じていない方も多いのではないでしょうか?広く知られていないかもしれませんが、銀行口座を複数開設するメリットはいくつもあるんです。効率的に貯金をする手段でもあります。
 
ここでは、銀行口座を複数持つ場合の詳細や手順などを詳しく解説します。
 

メガバンクとネットバンクの違い!銀行選びのコツはこちらをチェック。

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マイナンバーカードを銀行口座に紐付けするメリットは?こちらをチェック。

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銀行口座を目的に応じて複数持つとメリットが


まず、銀行のシステムの不具合などによりATMを利用できない場合に、他の銀行口座があれば問題なく現金の引き出しや振り込みなどを行えます。万が一、いずれかの銀行が破綻してしまった場合にも安心です。
 
また、銀行というと手数料がつきものですが、ネットでの他行振込手数料が無料のところがあります。手数料が高くつきがちなコンビニATMも、条件を満たせば一定の回数を無料で利用できる銀行もあるので、回数をオーバーしてしまう時に別の銀行から現金を引き出す、といったことができます。
 
そして、複数の銀行口座があれば、収支の管理も個別にできますし、知らず知らずのうちに消えてしまいがちな生活費も抑えられるです。
 

自宅や会社の近くにATMがあるものをメイン口座に

メイン口座は最も高い頻度で利用する銀行のことです。給与の振込口座に指定する場合が多いでしょう。主に現金の引き出し、公共料金やクレジットカードの引き落としなどに利用します。
 
給与の振込口座は会社で定められていることもありますが、ご自身で選べるのであれば使い勝手を優先してみて下さい。ご自宅や会社の近くに店舗があると、簡単に足を運べますよね?
お金を動かす機会は多いものです。金利や手数料なども大事ですが、やはり利便性を一番に考えることが大切でしょう。
 

銀行では1000万円しか保護されません

銀行が破綻してしまった場合のことをご存知ですか?預けたお金が戻ってくるのか心配ですよね。
 
銀行は1人あたり元本1000万円までとその利息のみが保護されるため、それ以上の預けたお金はいくら戻ってくるか分かりません。銀行に残った資産に左右されることになります。
ですから、貯金額が1000万円を超える方は複数の銀行に分けて預けておくことで、リスクを回避できます。
 
また、戻ってくるお金もすぐには引き出せません。お金を預けていた利用者ひとりひとりの残高合計を確認した後になるので、貯金額が1000万円未満の方も複数の銀行に分けていた方が安心ですよ。
 

銀行口座を複数持つ場合の口座の分け方

メイン口座は給料が振り込まれる口座である場合が多いです。毎月の公共料金やクレジットカードの引き落とし先に指定しておけば、引き落とせないことが少なくなると思います。

メインではない口座では、貯金をしたり、何か緊急なことがあった際に使うお金を入れておいたり、といった使い方ができます。
 

銀行口座は複数持つ場合1.貯金のための口座

貯金専用の、普段は現金を引き出さない銀行口座を作ってみましょう。
 
生活費と貯金用のお金を一緒の口座に入れてしまうと、毎月の貯金額が分かりづらくなります。そして、その時に必要なお金だけを用意している感覚でも、いつでもATMでお金を引き出せてしまうと使い過ぎの原因となり、実際に引き出す額はどんどんと増えてしまうでしょう。
これではなかなか貯金は貯まらないため、貯金専用の口座を作るのが一番です。
 
毎月お金を積み立てていく自動的な仕組みを作っておくのがおすすめです。自動積立口座というものがあります。基本的にメイン口座からの入金になるので、同じ銀行の自動積立口座を利用する方も少なくないと思いますが、他銀行の自分名義の口座から、毎月一定額を手数料無料で入金できる銀行もあります。
ソニー銀行やイオン銀行などのネット銀行が中心です。あとは、手数料や利息にも目を向けてみて下さい。
 

銀行口座は複数持つ場合2.緊急のための口座

自動積立口座を作れば、貯金のシステムは出来上がります。それでも、月々の貯金額を大きく設定しすぎてしまうと、例えばいきなり起こる水漏れなどのトラブルや結婚式などの特別なイベントの際にメイン口座にあるお金が足りなくなってしまうのではないでしょうか?
そんなことがある度に、自動積立口座のお金を崩してしまってはせっかくの貯金がもったいないことになりますし、貯金へのやる気が削がれますよね。
 
突然の出費対応専用の、緊急のための口座を作ってみるのはいかがでしょうか?
 
緊急用の口座への入金はその都度で良いのです。必ずしも毎月メイン口座から積立てる必要はありません。節約して生活して少ない出費で済んだ月や、日雇いのアルバイトをして臨時収入があった時など、いくらかまとまったお金が手元にある時に、緊急のための口座に入金してみて下さい。
でも、中心となる貯金は自動積立口座なので、月々のお金は自動積立口座が7割、緊急用口座が3割ぐらいを目安にすると良いと思います。
 

貯金用と緊急用で分けておくと病気の際に便利

貯金用と緊急用で分けておくと、万が一病気になったり事故に遭ったりした時に非常に便利です。
病気や事故では多額の出費が必要になります。まずは緊急用の口座からお金を引き出しましょう。それでも足りない分は貯金用から引き出すといった流れです。
 
もしも貯金用の口座しかない場合には、せっかく月々貯めてきた大事な貯金が一瞬で水の泡となってしまい、貯金へのモチベーションは下がってしまいますよね。
貯金用の口座にあるお金は、ずっと買いたかった物を購入したり、行ってみたかった場所へ旅行をしたりと夢や目標のために使う、あるいは結婚資金にしたり、老後の貯蓄にしたりなどしかるべき時まで取っておきたいもの。病気になったり事故に遭ったりした時に使うつもりではなかったはずです。
 
緊急用の口座は、そんな悔しい思いをせずに思い切り良く使える口座です。人生とは何があるか分かりません。万が一の時のために、貯金用口座だけでなく緊急用口座を作ってみることをおすすめします。
 

銀行口座は複数持つ場合3.手数料の低いメイン口座

銀行といえば手数料がつきものですよね。別の銀行へお金を動かすには、ATMかインターネットバンキングを利用して振込をするか、ATMで現金を引き出しATMから入金するかの2つが主な方法となります。
 
安い銀行でも、振込手数料は220〜440円程度必要です。ただし、みずほ銀行、ソニー銀行、住信SBIネット銀行など、ネットでの他行振込手数料が無料の銀行もあります。手数料の低い銀行口座をメインに設定するのも節約になりますね。
 
また、コンビニATMから無料で入出金できる銀行もあります。みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行は、条件を満たすことで一定回数のコンビニATMの手数料が無料になります。
 

銀行口座は複数持って効率的に貯金しよう


いかがでしたか?メイン口座に加えて、貯金用口座と緊急用口座を開設してみませんか。やる気を高めながら貯金していけたら嬉しいですよね。
 
何もなければ貯金として残る貯金用口座と、有事の際にははパッと使える緊急用口座、2つの口座を別に持つことで、効率的に貯金できる仕組みを作ってみましょう。
 
さらに、振込手数料が安く済んだり銀行が破綻した場合の対策としてもぴったりです。生活が楽になったり便利になったりすることばかりですよね。1つしか銀行口座を持っていないという方、ぜひ複数の銀行口座を開設してみましょう。

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