この記事の目次
はじめに
日本人から人気のリゾート地と知られているマレーシア。
物価の安さや治安の良さなどで移住先としても人気のある国です。
移住先として人気があるマレーシアですが、実は不動産投資の対象としても人気があることはご存知でしたか?
今回の記事ではそんなマレーシアの不動産投資について以下のポイントを中心に紹介します。
- そもそもマレーシアはどんな国?
- マレーシアでおこなう海外不動産投資のメリットやデメリットは?
海外不動産投資を検討している方は、ぜひこの記事を参考にしてマレーシアへの投資も検討してみてください。
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マレーシアという国について
マレーシアという国について以下のポイントを中心に紹介します。
- 人口はどのくらいか
- 親日国かどうか
- 所得について
人口が増加傾向
経済産業省が発表している「医療国際展開カントリーレポート」によると、マレーシアの人口は徐々に増加の一途をたどっていて、2000年には2,319万人であった人口がおよそ20年間で3,237万人にまで増えています。
2050年には4,000万人以上を超えると予想されていて、今後も人口の増加が望める国です。
人口を構成する60%以上が生産年齢人口に該当しているため、今後も経済的な発展が見込まれることが予想されます。
また、1人あたりの名目GDPも右肩上がりの傾向にあるのも特徴的でしょう。
親日国である
イオンやダイソーなどの日本の企業も進出している国ですので、日本人にも馴染み深い国といえるでしょう。
親日国としても知られている国ですので、海外不動産投資には向いている国といえるでしょう。
平均所得は?
経済産業省が発表している「医療国際展開カントリーレポート」によると、世帯所得で3万5,000ドル以上の上位所得層の割合は2020年時点で17.9%です。
2000年の2.8%から15.1%も上昇していますので、経済成長が著しい国とみてとれるでしょう。
また、所得の底上げもしていて、世帯所得が1万ドルから3万4,999ドルの中間所得者層は、2000年の37.5%から2020年には61.3%にまで上昇しました。
マレーシアの海外不動産投資とは?
ここででは、実際にマレーシアで海外不動産投資をする際に、覚えておきたいことを記載します。
- マレーシアで海外不動産投資するには?
- かかる費用はどの程度?
- どこで投資するべきか
マレーシアで海外不動産投資するには?
マレーシアで海外不動産投資する際には、州政府からの許可認定を取らなくてはいけません。
審査には2〜3ヵ月程度かかるようですが、基本的には審査に落ちる可能性は低いようです。
かかる費用はどの程度?
外国人がマレーシアの物件を保有するためには、最低でも100万リンギット以上の物件なようで、日本円にしておよそ2,700万円です。
そのため、マレーシアで不動産投資をおこなうためには、最低でも3,000万円程度の物件を購入する前提と考えておきましょう。
物件を購入する州によっても法律が異なりますので、最新情報は随時確認することが大切です。
どこで投資するべきか
マレーシアで不動産投資するとなると、以下のエリアで投資するのが一般的です。
土地名 | 特徴 |
クアラルンプール | マレーシアの首都 |
ペナン | 北西のリゾート地 |
モントキアラ | 日本人にも人気のエリア |
特にクアラルンプールはマレーシアの経済の中核を担う地域ですので、空室リスクを抑えたい方にはおすすめの地域です。
マレーシアの海外不動産投資のメリット・デメリット
ここからはマレーシアの特徴を踏まえたうえで、不動産投資のメリット・デメリットを紹介します。
メリット
マレーシアは人口増加も期待できる国ですので、今後物件の需要が増えていく可能性があります。
特に働き手の中心年齢にあたる「生産年齢人口」も人口の60%を占めていますので、若い世代向けの賃貸は需要が高まるかもしれません。
また、親日国としても知られるマレーシアであれば、日本人でも海外不動産投資をしやすい環境が整えられています。
2006年より14年連続で「日本人が移住したい国ナンバーワン」を獲得していますので、日本人向けの不動産投資をしてみるのもよいでしょう。
デメリット
マレーシアのなかには物件の供給が過多になっているエリアがあるそうです。
そのため、物件価格があがりにくく、キャピタルゲインを狙いにくいかもしれません。
日本で不動産投資する際にもエリアの選定は大切ですが、マレーシアにおいても不動産投資のエリア選定は大切なようです。
また、物件の最低購入金額も3,000万円程度かかることから、まとまった資金を用意できる人でないと投資は難しいかもしれません。
まとめ
ここまでマレーシアの海外不動産投資の情報について紹介しました。
- マレーシアの人口推移が右肩上がりであるため、マレーシアでの海外不動産投資は今後需要が高まる可能性があること
- 物件が供給過多なエリアもあるため、エリア選定は大切であること
- 最低でも3,000万円程度の資金は必要になる可能性が高いこと