ドコモユーザー必見、5月中旬から本人確認で「健康保険証」の利用を制限!?

ドコモは3月22日に2023年5月中旬をもって、携帯電話の新規契約締結時や各種変更時の本人確認書類として、「健康保険証」の取り扱いを終了することを発表しました。

 

今までドコモユーザーは、店舗での本人確認書類の提示に「健康保険証」を利用していた人も多かったのではないでしょうか。

 

5月中旬以降、新規契約の締結時や変更手続きの際に本人確認を求められた場合、何を持って行ったらいいのか、またはドコモのサービス以外でも影響があるのかを詳しく解説していきます。

 

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本人確認で「健康保険証」が使えなくなる理由とは?

ドコモが手続きの際に提示する本人確認の資料として「健康保険証」の取り扱いを終了する理由としては、ご契約者本人の意図せぬ「不正な契約締結や不正利用等」が増加しているからとしています。

 

ではなぜ、「健康保険証」での本人確認だと不正な契約締結を結ぶリスクが増えるのかを見ていきましょう。

 

契約締結時の本人確認とは

 

本人確認の定義は大きく分けて2つあります。

 

・顔写真つきの公的書類

 

・顔写真がない公的書類

 

顔写真がある書類の代表は、運転免許証です。

最近ではマイナンバーを取得する人が増えてきたことから、運転免許証を持っていない人はマイナンバーの提示で本人確認を済ますことができます。

 

しかし、顔写真があれば何でもいいわけでもなく学生証などは該当しません。

 

本人確認で使用できるのは官庁が発行している公的な書類のみです。

 

一方、顔写真がない書類の代表は「健康保険証」です。

他にも住民基本台帳カードなどがありますが、いずれも補助書類を追加で提示しなくてはなりません。

 

顔写真がない場合は、ひとつの書類では本人確認をしたとはみなされないため、追加でもうひとつ書類を提示しなくてはならないのです。

 

顔写真つきではない本人確認書類は、本人と確定しづらい場合があります。

不正に持ち出された他人の書類を提示している場合も否めず、ドコモはこのようなリスクから今回の判断に踏みきったといえます。

 

顔写真つきや顔写真なしの書類を提示して、氏名・生年月日・住所を確認し契約締結を目的としている人物が間違いなく本人であることを確認しています。(※1)

 

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本人確認に必要な書類とは?「健康保険証」以外の代替手段とは

本人確認に必要な書類は、顔写真つきだと運転免許証やマイナンバーカードです。

顔写真がない場合は健康保険証などですが、他にもいくつか本人確認に必要な書類として対応している書類があります。

 

顔つきの有無 本人確認に必要な書類
顔写真つき 運転免許証・マイナンバーカード・パスポート・障がい者手帳・療育手帳
顔写真つきではない 健康保険証・住民基本台帳カード・在留カード+外国発行パスポート

 

顔つきではない書類を提示した場合は追加書類として、以下のもう一種類以上の書類の提示が義務付けられています。

 

本人確認の補助書類
住民票記載事項証明書(発行から3カ月以内)・公共料金領収書・納税証明書等

ドコモでの補助書類は預金通帳+口座届出印などでも対応していますが、来店時に事前に確認することをおすすめします。

 

また、ドコモで2023年5月中旬から本人確認として除外される「健康保険証」にはいくつか種類があります。

引用:ドコモ

 

自分が使用している「健康保険証」がどれにあたるか確認し、ドコモユーザーは5月中旬から本人確認書類として使用できなくなることを覚えておきましょう。

「健康保険証」以外の代替手段

 

健康保険証が使えないとなると他に代替となる書類はないのか気になりますよね。

 

健康保険証は本人確認書類として提示するのにあたり、2020年10月1日より被保険者等記号・番号の告知要求制限によりマスキングを施すことが義務化されました。(※2)

 

また、政府は2024年秋を目途に現在使用している健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」へ移行する予定です。(※3)

 

このことから、顔写真つきではない「健康保険証」の代替えとしてはマイナンバーカードの提示が最も好ましいといえます。

 

まだ、マイナンバーカードを取得していない方は今のうちに手続きしましょう。

 

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ドコモ以外のサービスでも「健康保険証」が使えなくなる可能性とは?

ドコモ以外の携帯電話サービスで、auやソフトバンクなどは2023年3月現在では本人確認書類として「健康保険証」は使用できます。

 

しかし、ドコモが健康保険証を本人確認書類から除外したことにより今後、他社も同様な取扱いに変更する可能性はあります。

 

また、その他金融機関などの各種手続きの際、本人確認が同様の取扱いになっていく可能性もあります。

 

顔写真つきの本人確認書類を現在持ってないという方は、今のうちにマイナンバーカードを取得しておきましょう。

http://research-online.jp/all/property/15802/

http://research-online.jp/all/property/14870/

http://research-online.jp/all/property/15463/

まとめ

今回はドコモが本人確認書類として「健康保険証」の利用を制限したという話題にふれました。

 

ドコモに限らず、契約を締結する際の本人確認は必須です。

 

不正な契約手続きから回避する手段として、「健康保険証」が本人確認書類から除外されたことにより、ますますマイナンバーカードの必要性が高まっていることを再確認しました。

 

リサーチオンラインでは、主に資産運用や投資について発信しています。気になる方は、お気軽にご相談ください。

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