日本一のお金持ち、柳井 正さんに学ぶ考え方

誰もが知るファストファッションブランド、ユニクロの創始者である柳井正(やないただし)さん。

 

実は、アメリカの経済誌『フォーブス』が発表する2022年世界長者番付で、日本人第1位の261億ドルでした。

 

お金持ちと言われるZOZO創始者、前澤友作(まえざわゆうさく)さんでさえ、資産額は19億ドルですから桁が違います。

 

この記事では、日本一のお金持ちである柳井正さんの考え方から、ビジネスに関する成功のポイントを紹介します。

 

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柳井 正さんとはどんな人?

柳井正さんは1949年2月7日生まれ、地元は山口県宇部市です。実家は紳士服店や土建屋を営んでおり、幼い頃から商いの感覚を肌で学んでいったといいます。

 

しかし、大学在学中は「働きたくない」という思いが強かったようで、就職活動もろくに行わなかったそうです。結局、父親に勧められて入社したジャスコも、半年程度で退職してしまいました。

 

退職後は実家の家業を継いだものの、従業員との関係がうまくいかず、ほとんどの従業員が退職。残されたわずかな従業員と柳井さんは、事業を回すため必死に働いたといいます。

 

しかし、この経験から商売の面白さに気付き、事業を拡大。後にユニクロが生まれます。

 

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柳井 正さんの考え方

柳井さんの考え方のポイントは、主に3つあります。もちろん、柳井さんに習うべきポイントはたくさんありますが、ここではより重要なポイントを3つ紹介します。

【考え方のポイント①】経営は「信用」がすべて

柳井さんが経営の原理原則として唱えるのは、「経営は信用がすべてである」ということです。

 

信用を得るためには、何事も一貫してやり続けることが大切です。やることや言うことが、コロコロ変わる人を信用してくれる人はいませんよね。

 

また、約束を守ることも信用を獲得できるポイントです。柳井さんはあるインタビューで、「会議に遅れて来る人は大嫌い」と語っています。

 

「少しくらい遅刻してもいいだろう」なんて甘い考えでは、経営に必要な信用は得られません。

【考え方のポイント②】自分がしたいことを真剣に考える

柳井さんは、「会社を興すことばかりを考えない方がよい」との考えを持っています。

 

起業家を目指すなら、会社を興すことを第一に考えるのではなく、一生をかけて自分が成し遂げたいこと、やりたいことを探すことが大切といいます。

 

会社を興す場合も、テクニックに走らず、経営やビジネス、社会の本質を勉強することが重要です。

【考え方のポイント③】一勝九敗でも諦めない

世界長者番付で日本人第1位の柳井さんですが、商売は一勝九敗だと語っています。つまり、10個の新しいことを始めても、成功するのは1個だけ。

 

だからこそ、柳井さんは会社が潰れないように努力してきたと言います。失敗して当然、失敗したらまた新しいことを始めればよいという考え方を持って、物事に挑戦していくことが重要です。

 

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私たちでも実践できること

ビジネスで成功したいなら、成功者の考え方を学ぶのは大切なことです。柳井さんの考え方について前述しましたが、その中でも私たちが実践できることを紹介します。

 

やりたいことを探す

まずは、自分が何をしたいのか、やりたいことを明確化しましょう。

 

やりたいことが明確になっていない状態で会社を興すと、長く続かない可能性があります。40代50代と長く会社を続けたいなら、やはり自分のやりたいことを商売にすることが重要です。

 

何がやりたいのか、紙に書き出したりマインドマップを作ったりして考えてみましょう。

商売したいなら早めに始める

柳井さんは、「会社員より自分で商売した方がよい」と語っています。起業を考えるなら、早いに越したことはない。ビジネスチャンスはいくらでも転がっているから、だそうです。

 

また、柳井さんは父親の「商売人は自分で勝手にトイレに行けるし、お昼にも行ける」という言葉を引用し、商売人の自由さをメリットとして挙げています。

 

こういった理由から、「会社員より商売人の方がよい」「始めるならできるだけ早く」と勧めているようです。

テクニックに走らない

起業を考える際、ビジネススクールに通ったり欧米の経営者の本を読んだり、テクニックに走ってはいけないとも言っています。

 

テクニックに走るくらいなら、本田宗一郎や松下幸之助のような日本人経営者の本を読んだ方がよいと語っています。

http://research-online.jp/all/life/14457/

http://research-online.jp/all/save/13388/

http://research-online.jp/all/economy/14586/

まとめ

柳井正とはユニクロの創始者で、世界長者番付で日本人の第1位の人物です。とはいえ、柳井さんの学生時代は、ありふれた「できれば働きたくない」学生でした。私たちとそう違いません。

 

経営で大切なのは、「信用」と「諦めないこと」。ビジネスを始める際は、まず自分が何をしたいのかを真剣に考え、実行して信用を獲得していくことが大切です。

 

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