【2021年10月】ビットコインの価格が6万ドルを突破!高騰した理由とは

年金対策/資産運用

はじめに

ビットコインの価格は2021年に入り3月には6万ドルまで高騰。

その後は一時3万ドル付近までに落ち込みますが、再び高騰し、同年10月27日現在で再び6万ドル付近まで価格が高騰しています。

 

一般的な金融商品において、半値まで下落した商品が、半年間で再び最高値と同じくらいの価格をつけるケースは考えにくいはずです。

 

一般的に考えて難しいと言われるなか、ビットコインが再び最高値付近まで価格を戻したのにはいくつか理由があります。

 

ではその理由はどのようなものなのでしょうか?

今回の記事ではビットコインが再び高騰した理由を解説しながら、以下のポイントを中心に紹介していきます。

 

  • ビットコインが再び高騰した理由は〇〇であるから
  • 今後もビットコインの値上がりが期待できる理由
  • ビットコイン取引での注意点は〇〇であること

 

ぜひ最後までご覧ください。

 

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なぜビットコインの価格が高騰したのか?

2021年に入ってビットコインが高騰した理由として、以下の理由が挙げられます。

 

  • ビットコインのETFが認められたから
  • 投資家として名だたる人が投資をしているから

 

それぞれの理由を深掘りしていきます。

ビットコインFTFの承認

ビットコインのETFがいくつかの国で承認されたことは、今回のビットコイン価格の高騰につながっているでしょう。

2021年10月現在で以下の国でのビットコインETFが承認されています。

 

  • アメリカ
  • カナダ
  • バミューダ

 

特にアメリカでビットコインETFが承認されたことは大きいでしょう。

アメリカでは2017年からビットコインETFの承認を申し込んでいて、却下され続けていました。

 

その理由として、ビットコインのボラティリティ(価格変動)が高いことや、監視が欠如していること、あまりにも市場が簡単に操作されてしまうことが理由に挙げられていました。

 

しかし、2021年2月にカナダにてビットコインETFが承認され始めてから事態が動き始めます。

北米にビットコインETFが登場したのだから、アメリカにもビットコインETFが登場するだろうという期待が強まり始めたのです。

 

その結果、2021年10月にアメリカでビットコイン先物ETFが上場。

上場した際は、多くの投資家が投資し始めたそうです。

そして相場の期待感から、2021年10月20日には6万5,000ドル付近まで価格が高騰しました。

名だたる投資家が投資しているから

ビットコインへ投資している投資家の中には、著名人が数多くいます。

その中でも仮想通貨界で影響力が強い投資家がイーロン・マスクです。

イーロン・マスクはアメリカ企業であるテスラ社のCEOとして知られています。

 

特にイーロン・マスクのTwitterにおけるパフォーマンスには、数多くのビットコイン投資家たちが目を見張っています。

 

2021年1月29日にイーロン・マスクが運用するTwitterのアイコンが、突如ビットコインに変更。

その後相場は過激に反応して、一時3万2,000ドル程度だったビットコイン市場が一気に反発して、3万8,000ドルまで値上がりを見せました。

 

このほかにもマイクロストラテジー社がビットコインを保有していることや、買い増しを進めていることが公表されています。

このことが公表されてからビットコインは上昇トレンドに転じています。

 

つまり、「著名人が投資しているのであれば大丈夫だろう」という大衆心理が働き、ビットコインへの投資熱は高まるのです。

その結果、ビットコインの価格は上昇していきます。

 

ビットコインの値上がりが今後も期待できる理由

ビットコインの価格は上昇するだろうと予想する人は多いです。

なぜならエルサルバドルなどの国家が、決済手段としてビットコインを導入し始めたからです。

 

特に新興国などの安定性がない通貨を採用している国にとっては、ビットコインは有効な決済手段とされています。

 

もちろんエルサルバドルのような事例が今後も続くとは限りませんが、通貨の安定性のない新興国にとって、ビットコインは一定の需要があり続けるでしょう。

 

ビットコイン取引での注意点

ビットコインは値動きが多いですので、取引の際にはタイミングが重要になります。

ビットコインの価格が上昇するまではジワジワと時間がかかるものです。

 

しかし、下落局面になるとナイアガラの滝のように一瞬で価格は下落します。

そのため下落局面で購入してしまうと、損切りしないと損失がどんどん膨らんでいきます。

 

また各国のビットコインへ対するETFの承認や法定通貨として採用という事例が増えるとともに、ビットコインへの法規制も進んでいます。

特に中国のビットコインへの法規制は激しいものです。

 

2021年に入ってから、ビットコインのマイニングの禁止や、金融機関でのビットコイン取引の禁止などさまざまな法規制が中国では進んでいます。

ビットコインへ投資する際には、その現実を受けとめておかなければいけません。

 

まとめ

今回の記事では「ビットコインの価格が高騰している」という情報について以下のポイントを中心に紹介しました。

 

  • ビットコインの価格が高騰した理由に、ETFの承認や著名人が投資していることが絡んでいること
  • 今後も新興国を中心に決済手段として機能することが予測されているビットコインは、値上がりが期待できること
  • 値上がりが期待できる反面、法規制が進んでいることも知っておかなければいけないこと

 

これらの情報があなたのお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。

AUTHORこの記事のライター

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