働く女性が気分がのらず不安な時に「やってはいけない」こと「やってみるといい」こと

働く女性

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ふとした時に不安がつのり、気分が乗らない経験をしたことがある人は少なくありません。また、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、不安を抱く人が増加しています。

 

もちろん不安になった後、気持ちを切り替えられることもあります。しかし、不安な気持ちを長く引きずることもあるでしょう。どうしたら不安感を和らげることができるのでしょうか。複数の対処方法を知っておくと、いざというときに役立ちます。

 

本記事では、不安を感じて何も手につかない時に「やってみるといいこと」と「やってはいけないこと」について解説します。参考にしてください。

 

コロナ禍により変化した生活形式

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新型コロナウイルス感染症の感染拡大や行動制限により、急速に生活様式が変化しました。戸惑いやストレスを感じた人も多いでしょう。

 

厚生労働省が行った「新型コロナウイルス感染症に係るメンタルヘルスに関する調査」(※1)によると、20~49歳女性は「自分や家族の仕事や収入に対する不安」を強く感じていることが分かっています。「自分や家族の感染」に対する不安を抱き続けている人も少なくありません。

 

また、友人や家族と気軽に会えなくなったために不安を感じている人も大勢います。コロナ禍により生活様式が急変した今、多くの人が不安を抱いているのです。

 

不安の原因を分析する

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不安感が消えない時には、原因を分析してみましょう。

不安の要因は、自分の力で解消できるものとできないものの2つに分けられます。

 

不安の原因が「自分で解消できるもの」であった場合は、努力を重ねることで解消できます。

 

例えば、「来週のプレゼンが不安」という場合は、できる限り資料をそろえる、何度もリハーサルを重ねる、経験のある上司に見てもらう、などいくつもの解消方法を見つけることができるでしょう。

 

一方、「感染症の流行がいつまで続くか不安」など、自分の力では解消できない不安を抱くこともあります。また、具体的に何が不安なのかわからない、「漠然とした不安」を感じる場合も少なくありません。このような「自分の力ではどうしようもできない不安」の解消法については後述します。

 

不安が募るときに「やってはいけないこと」とは

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不安になったときに、ひたすら「どうしよう」と考え続けると不安感が増すばかりです。できるだけ考えすぎないようにしましょう。

 

また、不安の解消になると思いがちですが、かえって負担が増えるため次のことも控えましょう。

  • 暴飲暴食
  • 過度な飲酒
  • 過度な衝動買い
  • 休日に寝すぎる

 

暴飲暴食や飲酒、寝すぎなどは体に負担がかかります。過度な衝動買いは、家計に負担をかけるため、後でさらに不安が増す場合もあるため控えた方がよいでしょう。

 

時にはテレビやSNSから遠ざかることも

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感染症の流行をはじめ、災害、戦争、事件、事故といった不安をあおるような情報が、テレビやSNSからは絶えず流れてきます。普段は聞き流せる話でも、不安な気持ちでいっぱいの時に目にすると、必要以上に深刻に受け止めてしまう場合があります。

 

また、他人の結婚や出世など明るい話題であったとしても、うまくいっていない自分の現状と比較して不安になってしまうことも少なくありません。

 

気持ちがざわついているときや不安な時は、あえてテレビやSNSから遠ざかるのも身を守る方法の1つです。

 

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「やってみるといい」ことに少しずつ目を向ける

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不安な気持ちになったときは、まずその気持ちを否定せずに受け入れることから始めましょう。

 

実は、不安を抱くのはマイナス要素だけではありません。例えば、不安だからこそ次のような行動が取れます。

  • 老後が不安だから貯金する
  • 地震が不安だから防災グッズをそろえる

 

人間は不安を感じるからこそ、将来のリスクに備えることができるのです。

 

とはいえ、「漠然とした不安」や「自分では解決できない不安」に対してはこのような備えがとれません。そのようなもやもやした不安を解消するために「やってみるといい」ことは次の3つです。

書く

自分の悩みや不安をノートや日記に書きだすと、客観的な視点で見つめられるようになります。また、書き出すと頭の中が整理され、不安の要因が明確になり解決策が思いつくことも少なくありません。

話す

誰かに悩みを相談する、カウンセリングを受ける、といった専門的なものだけではありません。友達や同僚との気軽なおしゃべりも、不安を和らげるのに効果的です。

体を動かす

運動には不安を解消するさまざまな効果があります。

  • ネガティブな気持ちを発散する
  • 心と体をリラックスさせる

ランニングやサイクリングなど、空気を多く取り入れる有酸素運動が効果的です。ハードルが高いと感じる場合は、散歩をする、ストレッチやヨガを行う、などできることからはじめましょう。深呼吸を繰り返すことも、不安解消につながります。

 

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まとめ

コロナ禍が続きいろいろなことの見通しが立たない今、不安がつのり、何も手につかなくなることもあるでしょう。そのようなときは、その気持ちを認め、分析し原因を探りましょう。原因がわかれば対処方法が見えてきます。

 

それでも、不安な気持ちが続くときは、テレビやSNSから絶え間なく流れてくる膨大な情報から少し距離を置いてみましょう。気持ちを書き出したり体を動かしたりすると、不安感の解消につながります。

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