オススメの投資信託とは?選び方とおすすめ銘柄を解説! 

「投資信託は種類が多すぎてどれを選べば良いか分からない...」

「おすすめの銘柄が知りたい!」

現在、投資信託は数千種類と数多く存在しています。

この中から最適解の商品を選定していくのはかなり困難です。

今回はこのように悩んでいる方に向けて自分に合った投資信託の選び方や初心者向けのおすすめ銘柄を紹介していきます。

自分に合った銘柄をしっかり見つけていきましょう。

投資信託の選び方

投資信託の選び方としては様々なやり方があります。

やりやすいものをピックアップしましたので1つずつ紹介していきます。

自分の運用スタイルに合わせて選ぶ

各個人それぞれ年齢・やりたいこと・目標額は違うため、運用のやり方は全く異なると思います。

定量的な判断は難しいですが、運用期間やリスクリターンの許容範囲によってある程度の商品を選定することができます。

例えば年齢層別に見てみると20代と50代では運用スタイルは真逆だと言えます。

20代は運用期間が長いため少額でドルコスト平均法で運用すれば短期間での相場の乱高下に振り回されることが無く積極的にリスクを取れますので、海外株式でポートフォリオを組むことができます。

一方40代だと運用期間は短く、相場に影響されないように最低限のリスクに抑えて安定した運用を行うため、全世界の様々な投資商品を組み合わせたバランス型や債券などでポートフォリオを組みます。

自分がどのような運用スタイルを取れるのかを決めて選んでみると良いでしょう。

コストが低い商品から選ぶ

投資信託には信託報酬と呼ばれる手数料がかかります。

これは運用や管理を行っているファンドマネージャーに支払われるもので運用している限り、必ず発生するコストです。

数年前までは高いものだと2~3%の商品もたくさんありました。

10万円投資したらその内の2~3千円を支払う計算になります。

正直に言うと個人的に1%でも高いという感覚です。

最近では安いものだと0.1%以下の商品もあります。(後ほど紹介)

安ければ安いだけ利益が増えるので買い付ける際はこちらで判断するのも良いでしょう。

純資産総額から選ぶ

純資産総額とは投資信託に投資された総資金の事で規模を表しています。

総額が大きい方がコストが安くなりやすくトラッキングエラー(指数の乖離)が小さくなりやすいというメリットがあります。

途中で運用中止になる可能性も低くなりますので規模の大きさはかなり重要であり、具体的な規模としては一般的に30億円あると望ましいと言われています。

ただし、規模が大きい商品ならどれでも良いというわけではありませんのであくまで1つの基準点として活用するようにしてください。

つみたてNISA対象商品から選ぶ

投資信託を運用する上で必ずと言っていいほど活用したほうが良いのが「つみたてNISA」と呼ばれる少額投資非課税制度です。

この制度を活用することで運用して得た利益は免税されます。

年間上限40万円を最長20年間で運用する事ができ、運用利回りに応じて利益を獲得できます。

例えば年間40万円を20年間買い付けて元本が800万円になったとします。

運用利回りは安定的に3%で考えると運用益としては約290万円となり、非課税による軽減効果は約60万円にもなります。

また投資対象商品は金融庁という行政機関が一定の条件を満たす商品を厳選した213種類(2022年4月現在:※5)となります。

要は国のお墨付きをもらえた商品のみが対象になっているという事で安心感がありますよね。

おすすめ商品

投資対象

  • 全世界株式(VT)
  • 全米株式(VTI)
  • S&P500(VOO)

シリーズ

  • SBI・Vシリーズ
  • eMAXIS Slimシリーズ
  • 楽天・バンガード・ファンドシリーズ

結論から言うと上記3つの投資対象の商品を上記3つのシリーズの中から選んでおけば間違いありません。

これらの他にも優秀な商品はありますが、シリーズもので優れている商品はこれらになると思います。

それぞれどのようなシリーズなのか1つずつ紹介していきます。

SBI・Vシリーズ

SBIアセットマネジメントが運用しており、SBI証券を利用している方には1番おすすめしたいシリーズです。

特徴としては信託報酬が最小で0.0938%(※6)と圧倒的に安い事です。

米国高配当株式インデックス・ファンド以外はつみたてNISAの対象銘柄にもなっており、その中でも最低水準の商品です。

純資産総額的には全体的に他の投資信託に比べてやや少ないものの順調に資金流入しており、S&P500インデックス・ファンドのみでは2019年9月の設定日から2022年6月現在までで5000億円まで到達(※6)しました。

シリーズ内の商品としては設定当初からある「S&P500インデックス・ファンド」、大人気の「全米株式インデックス・ファンド」と「全世界株式インデックス・ファンド」、最近登場した「米国高配当株式インデックス・ファンド」の4種類です。

デメリットとしては、SBI以外の証券会社ではマネックス証券と松井証券以外に取り扱っていないので楽天証券などを利用している方は買い付けができませんので注意してください。

eMAXIS Slimシリーズ

三菱UFJ国際投信が運用するeMAXISシリーズの中で「業界最低水準の運用コストを、将来にわたってめざし続けるファンド」をコンセプトにしており、信託報酬の引き下げを積極的に行っているシリーズです。

純資産総額が全体的に高く、「米国株式(S&P500)」については1兆円という高い資金で運用されているので安心感があります。

つみたてNISAの対象銘柄は9種類(※7)あり、ラインナップが豊富なためeMAXIS Slimシリーズのみでポートフォリオを組むこともできます。

商品内容としては株式の割合が多く、国内・先進国・新興国・全世界など様々な商品を取り揃えています。

またバランス型である「バランス(8資産均等型)」があり、全世界における株式・債券・REIT全てに投資するため最大限の分散投資ができる商品となっています。

バランス型では信託報酬も高くなる傾向ですが、0.154%(2022年6月現在:※7)と他商品と大差ないほど安いため、様々な投資商品に分散投資したい方にはおすすめします。

楽天・バンガード・ファンドシリーズ

楽天投信投資顧問が運用するシリーズで、ETFが投資対象となっている商品です。

2017年9月に設定されて以来、長きにわたり人気な商品ということでファンドにおけるいくつもの賞も受賞している実績のある商品です。

つみたてNISAの対象銘柄は5種類ありますが、このシリーズで選ぶなら「全世界株式インデックス・ファンド」か「全米株式インデックス・ファンド」のどちらかで良いと思います。

この2種類を比較すると米国株の投資比率やベンチマークは違いますが正直あまり大差はありません。

商品内容としてはSBI・Vシリーズと同じくETFをベンチマークマークが指標となっていますが、このシリーズのベンチマークでは小型株も含まれます。

上記シリーズの株式よりコストはかかりますがさらに分散したい方はこちらもおすすめです。

http://research-online.jp/all/property/3752/

http://research-online.jp/all/save/14222/

まとめ

今回は投資信託の選び方やおすすめの投資信託について紹介しました。

投資信託は種類や数が豊富なため、選ぶ際はかなり迷われると思います。

特に初心者の方は前述した選び方やおすすめ商品を参考にしながら選ぶと良いでしょう。

また選び方等を相談して決めたい場合は是非、本サイトに問い合わせてみて下さいね。

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